写実幻想絵画展 - 緻密世界への憧憬-
開催概要
開催内容
現実と対峙する唯一無二のスーパーリアリズム
描写する対象を抽象化、歪曲化、理想化せず、再現を試みる写実主義。遠い昔、私たちが描くという行為を覚えてから技術が発達するまで、多くの画家たちが、風景、静物、人物、様々な対象をありのままに捉えてきました。一切の主観を排する事で現れる細密な世界は、時を超え歴史的観点からもその現実を訴える大きな力を持つのです。
メディアと技術の発達により、記録伝達という目的であれば、容易に現実を捉えることが可能になった現代。それに逆行する様に、昨今ではその極限までの緻密な世界への挑戦による、スーパーリアリズムを展開し活躍するアーティストが増えてきています。彼らは自らの手で描くことによって、現実との境目を見出し、想像や理想そして幻想といった非現実を入りこませる余地を作ります。そして自らが感じた事実を再現するために、緻密世界へ挑戦し、のめり込んでいくのです。描き出されるのは単なる写実ではなく、それぞれが対峙した唯一無二の世界…見ていると、虚構なのか現実なのか不思議な錯覚を起こします。
本展では、スーパーリアリズムの表現領域で活躍する6 名のアーティストの作品を展覧販売します。より深く写実に、彼らの飽くなき探求心から生まれた卓越した描写力と、そこに潜む現実と幻想の狭間をご覧ください。