誰でもない肖像
開催概要
開催内容
誰でもない肖像 〜Portrait of nobody
ある誰かを描くことではなく、誰かを描くとき、どのような描き方があるか、
なかでも強い普遍性を持った画面を作るためにはどのような描き方をするべきか、ということに興味があります。
そしてそれに近づくためには、絵画を魔法のようなものではなく、理にかなった技術体系として捉え、
実験と検証を繰り返しながら、少しずつ頭で理解し、手で覚えていく必要があると考えています。
「ある絵を人が観て感情的に良いと感じるとき、常にその裏では論理的な正しい構造が機能している。」と
僕は仮説しました。その妥当性について一緒に考えてみていただけたら嬉しいです。 <斉藤高志>
斉藤高志は1980年生まれ、千葉県出身、東京都在住のアーティストです。
1997年イラストレーター野口佐武郎氏の主宰する「スタジオ・オブ・イラストレーターズ」に入学。
精密なリアルイラストレーション作品の模写を中心とした実践的カリキュラムにより写実的な表現技法の
基礎を学び、2000年に同校を卒業後、しっかりとした量感表現をベースとしながらも、さらにフォルムの
単純化や輪郭のブレなどを取り入れたオリジナル様式の作品制作を続けています。今回の個展では
一つの肖像から、様々なバリエーションを描ききる斉藤高志独特の表現手法をお楽しみいただけます。