Absolute basis-樫永創と片山浩の場合
開催概要
- 会期
- 2013年02月18日 〜 2013年02月23日
- 会場
- Oギャラリーeyes (大阪府大阪市北区西天満4-10-18 石之ビル3階)
- 参加クリエイター
- 片山浩 / 樫永創
- ジャンル
- アート
- タグ
- 現代アート
開催内容
【Artist Statement】
■樫永 創 Hajime Kashinaga
現代は極めて社会が複雑化し、人間の本質が曖昧になり、その生命としての存在性が薄らいでいるように自分は感じている。
僕は絵を描く上において、感覚的に創られる抽象的な空間性の中に、人間の意識の根本にあるものを深く追求し、
その先に“人は何故、絵を描くのか”ということを考察しようとしているのかもしれない。
その考察の解答を求める為に絵を描くのではなく、描くという行為、その意識自体の裏に人間の本能的、または本質的な核が潜みはしないか、それを突き詰めることによって、人間の内に潜む確かな実体性を描き出すことが出来ないだろうかという思念を持って、創作に向かっている。
(かしながはじめ)1985年、大阪府生まれ。2004年、豊中市立桜塚高等学校卒業。2011年、2kw gallery(大阪)にて初個展を開催。同年、2kw gallery58(大阪)で個展を開催。2012年、Oギャラリーeyes(大阪)、2kw gallery(大阪)で個展を開催。
■片山 浩 Hiroshi Katayama
"sediment"というタイトルで取り組んでいるシリーズは、映画のワンシーンをひたすらキャンバスの上に描き重ねている。行為としては同じイメージを描く、ということの繰り返しなのだが、画面の上では常に予測出来ないことがおこり、それをコントロールしよう(したい)という気持ちと結局それはコントロール出来ないのだから良いアクシデントを呼び込もう(呼び込みたい)という気持ちが拮抗しながら進んでいく。その毎日起こるささいな混乱は薄っぺらなキャンバスの表面に張り付いて質感を作り出すが、それは二度と同じものを見ることの出来ない水流の渦のようで、それが良いのか悪いのかの判断をも超える。
この絵画という表現方法に取り憑かれている理由には、混乱が生み出す理解しがたいイメージと、こう描きたいという自分の中にあるイメージとの、近づきつつも一致しない2つの距離にある。
(かたやまひろし)1971年、大阪市生まれ。1994年、名古屋芸術大学美術学部絵画科洋画専攻版画選択コースを卒業。1997年、愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。1996年、ガレリア・フィナルテ(名古屋)にて初個展を開催。以降、同ギャラリーにて`98年、`01年、`04年に開催。その他、ギャラリーAPA F2 (名古屋)、ギャラリーAO(神戸)、King Mongkut's Institute of Technology(バンコク・タイ)、ギャラリー芽楽(名古屋)、ギャラリーすずき(京都)、名古屋大学教養教育院プロジェクトギャラリー「clas」、Oギャラリーeyes(大阪)、Oギャラリー(東京)にて個展を開催。主なグループ展に、1995年、洛外芸術展(ギャラリーシーラ・韓国)。1997年、A.P EXHIBITION(バングラディシュ国立博物館・ダッカ)、PRINT MAKING[The exchange exhibition](チェンマイ大学・タイ)。1998年、thirty painters exhibithion(ギャラリー21・バングラディシュ)。1999年、Remisen-Workshop 1999(ブランデシティホール・デンマーク)。2001年、cubic(豊田市美術館ギャラリー・愛知)。2003年、Nagoya Contemporary Art Fair(名古屋市民ギャラリー・名古屋)。International Visual Art Exhibition,2003(スリナカリンウィロット大学・タイ)、THE PRINCIPLE MEALS(ATELIER ART GALLERY・タイ)。2004年、International Art Festival/Art on the beach(ブラバ大学・タイ)。2007年、No Picnic Printed(La Lanta Fine Art・タイ)、The Edge-絵画の現場から-(高知県美術館県民ギャラリー・高知)。2008年、Inter graphical Communication exhibition;“Global Dialogues”(デンマーク)等に出品。その他、デンマーク、タイ、ドイツにてワークショップ・レジデンス等に参加。2011年、名古屋で開催されたファン・デ・ナゴヤ美術展2011「黒へ/黒から」を企画する。