キム チシン展 「ordinary art」

開催概要

会期
2013年02月21日 〜 2013年03月23日
会場
GALLERY MoMo Projects (東京都港区六本木6-2-6 2F)
参加クリエイター
金致臣
ジャンル
アート
タグ
映像・映画、インスタレーション、立体、平面

開催内容

このたびGALLERY MoMo Projects では、Roppongi α week 及び五美大展に合わせた展示として、2月21日(木) から3月23日(土)まで在ドイツ韓国人キム・チシン(金致臣)の日本初個展「ordinary art」を開催いたします。
 キム・チシンは1980年韓国ソウル生まれ、2000年から3年の徴兵期間を経て2007年キョンギ大学彫刻科を卒業、2008年以降ミュンヘン芸術アカデミー彫刻科でMagdalena Jetelova に師事し、今年1月に卒業、昨年のケルンでのアートフェアやミュンヘンのMicheko Galerie での展示で好評を博しました。
 作品はインスタレーション、映像、パフォーマンスと多岐にわたり、今展のタイトルの通り日常のありふれたものの中に、彼独特の視線によるわずかな加工と転換で、普通の人が感じもしなかった意味が浮かび上がる作品を提示します。そこに示されたものはユーモアやアイロニーに溢れていますが、時に政治的な意味合いや希望が込められ、或いは社会性を持った広がりを感じさせられます。
 それぞれの作品をじっくりご高覧いただき、その面白さとユニークな視点をお楽しみください。


アーティストコメント
 私の作品は、アトリエの空間内ではなく、日常生活の中で得たアイディアを通して表現されています。それぞれの作品は、私の経験と観察を通して行われているのです。作品のテーマを先に考えてアトリエから開始するのではなく、経験と観察を通して、日常の中で自分の作品を探そうと努力してきました。
作品の表現方法は、立体や平面およびビデオ等のなかから最も適切だと思う方法で進めました。
 それぞれの作品は、すべてが同じテーマではないのですが、最終的には同じ道を進んでいると思います。というのは、製作中には特別なテーマを持っていなかった場合もあったのですが、それでも私の製作の関心からかけ離れてることはなかったからです。今の私の関心は、ユーモア、アイロニー、そして風変わりな素材に向けられていると言えるでしょう。今回展示する作品は、すべてドイツ留学時代に制作したもので、私の留学生活の経験と観察が表されてるとも言えます。
 時には、私の意図しない評価や指摘を受けることもありましたが、それが作品について自身でもう一度考え直す機会となりました。私の作品を見て、私が意図したテーマを正確に把握してもらえればもちろん良いのですが、違った見方もまた、私に新鮮さを与えて学習の機会となったのです。
 作品をご覧になる方々にお願いしたいのは、少しでも作品の意図やコンセプトについて考えてみることです。きっと、より良い鑑賞になることでしょう。
                                       2013年 キム チシン

キム チシン展 「ordinary art」