EMON AWARD 2012 グランプリ受賞展

開催概要

会期
2013年03月01日 〜 2013年03月26日
会場
EMON PHOTO GALLERY (東京都港区南麻布5-11-12 togoBldg, togo Bldg. B1)
参加クリエイター
東川哲也 / Yusuke Sakai / 松永佳子 / 松本カヨ子
ジャンル
写真
タグ
写真

開催内容

この度、エモン・フォトギャラリーでは、3月1日より約4週間、EMON AWARD 2012 グランプリ受賞展を開催致します。
昨年2回目の試みとなったポートフォリオレビューは、EMON AWARD 2012 と名を変えて開催致しました。
写真がデジタルに移行して間もない混沌とした状況中から現れてくるアーティストにスポットを当て、写真芸術の未来を開くきっかけをつくり、新進作家の発掘を目的として掲げたコンテストです。写真または映像を用いて幅広い表現活動をしているアーティストを対象にポートフォリオレビューを行い、公開審査形式によってその年のグランプリを決定します。
今回グランプリを獲得したのは、3.11の被災地を新月の夜に記録した東川哲也さんの作品です。また、各審査員賞に選ばれたYusuke Sakaiさん、松本カヨ子さん、松永佳子さんの作品も展示致します。

【審査員】小松整司(エモン・フォトギャラリー)、岩渕貞哉氏(美術手帖編集長)、山崎博氏(武蔵野美術大学教授・写真家)、
山口裕美氏(アートコーディネーター)、藪前知子氏(東京都現代美術館学芸員)

                              2013.01 EMON PHOTO GALLERY


グランプリ(岩渕賞同時受賞)Grand Prize 東川哲也 『New Moon』

 「まもなく、右方向です ガソリンスタンド が目印です」
 誘導するカーナビゲーションの声色は、3月11日以前のそれとなんら変わらない。
 しかし、一変してしまった街にそれはもう、無い。
 太古から繰り返す新月は、眠りに落ちるように、あらゆる輪郭を融かしていった。
 何も見えないことは何も無いことと同じではない。
 そこには、黒が在った。
 静寂のなか、光の粒がひとつ、またひとつと同じ軌道でやってくる。
 無機質な光が残した、境界線をみつめた。
                              東川哲也

山口賞:Yusuke Sakai
 「ポイントオブビュー」
 目の前に広がる日常が調和する瞬間があります。
 その時自分に見えていたものを他人と共有したくて写真を撮ります。

藪前賞:松永佳子
 本当の感情が知りたいと思った。
 感情のその先を見たいと思った。
 でも見ようとすればする程、見えなくなった。
 いつも近くにいるのに、本当の事は何一つわからない。
 私とあなたとの関係について考える。

山崎賞:松本カヨ子
 『宙の記憶 ~深淵からのメッセージ~ 』

EMON AWARD 2012 グランプリ受賞展