アートスペース油亀企画展 「育つうつわ」

開催概要

会期
2012年11月23日 〜 2012年12月02日
会場
アートスペース油亀 (岡山県岡山市北区出石町2丁目3-1)
ジャンル
クラフト
タグ
陶磁

開催内容

いつも無意識に手を伸ばしている。
毎朝のカフェオレ用のマグ。
お昼ごはんのお湯のみに、夜ご飯の飯碗くん。
晩酌にはとっておきのぐい呑みを。

何年使ったかわからないけど、
気がつけば歳をとったな。このうつわのように。

使えば使ったぶんだけ。
育っていく、私のうつわ。
一目ぼれした、あの時より。
凛々しく、たくましくなりました。

そういえば。
時には、怪我して入院したこともあったよね。
最初は、色白の箱入り息子。
今ではすっかり、焼けちゃって。
爽やかなスポーツマン。
料理を盛ったり。
お酒を注いだり。
使った後は、たわしでゴシゴシ洗ってます。
まだまだ、どんどん変わっていくんだろうなぁ。

自分と一緒に成長してくれる、このうつわをこれからも使い続けよう。

君は私の相棒です。

使うことで風合いが増す。そんなうつわを集めました。
何年でも使い続けたくなるような、自分の相棒に出会える展覧会にしたいです。


変化を楽しむ王道 粉引、頑固な備前焼、凛とした三島手、深い味わいの唐津焼、貫入の宇宙 瀬戸焼、柔軟な信楽、艶やかな織部。


油亀スタッフが厳選して選抜したうつわの11名の作り手が、思いを込めた育つうつわたち。今回のために県内外の各地から岡山に集まります。
コップ、マグカップ、湯のみ、タンブラー、ぐい呑み、徳利、ご飯茶碗、そば猪口、ポットなどなど、約500点を展示販売します。

■金継ぎうつわも展示します。
長い年月を共にすると、気をつけていても、うっかり欠けたり、落として割れてしまううつわたち。
出会って、使い込んで、なくてはならない存在になったうつわも、形あるものいつかはこわれるものです。

でもね。
こわれたら終わりでは、あまりにかわいそう。
日本人は昔から、ものを大切に、繕いながら使ってきました。
うつわには金継ぎや漆つぎという、お直しの方法があるんです。

今回の会場には、金継ぎして蘇った、使い込んだうつわも登場します。
焼きたての新品のうつわと比べると、目からウロコ。
「育つってこういうことか!」と呟いてしまうような、うつわたちをご確認あれ。

■うつわの修理も賜ります。
油亀で選んでいただいたうつわは、何年でも使っていただけるように
欠けても割れても、こなごなでも、金継ぎでお修理します。
金継ぎは高いというイメージがありますが、大丈夫。
材料代程度でお直しが可能です。

アートスペース油亀企画展 「育つうつわ」