中北 紘子展
開催概要
開催内容
今回の個展の主なテーマは、「パーティーにおけるシャンデリアの存在」です。
パーティーのシャンデリア、それは存在感がとてもあるが、人々は全く無関心。例えばシャンデリアがパーティーの騒音で微かに揺れようとも誰一人として気付かない。そこに自分だけが気付いた瞬間、私はいつも得した気分になります。シャンデリアの華やかだけれども、いつも影でパーティーを見守っている存在感とパーティーにいる人々との距離感、時間差に私は美しさを感じます。
今年二月まで、二年間私はアメリカに滞在しておりました。その間ニューヨークに二度行きましたが、私の住んでいたカリフォルニアとは全く違うアメリカでした。そこで見た人々は、何かに夢中に働き、強く生きている様に見えました。ビルは直線を描き、時の止まった大きなセントラルパークの自然や、古い教会が混在し、私の追求している、テーマである、「作為と無作為の共存」つまり、「無機質の中の自然とその時間差」の風景を映しだしていました。
私は、この風景を風景画として描くのではなく、私の感じた色と形に表現し、テーマに基づき追求し描いています。