Style -for living-
会期: 2013-01-24 - 2013-02-04
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
クラフト
展覧会タグ:
インテリア
家具
金属
木工
陶磁
開催内容
時代と共に変わりつつある家具の存在とあり方。備え付けの家具が主流となり、気の香りやぬくもりが消えつつある現代の暮らしの中で、作品を通していったいこれから何を伝えていかなければならないのか・
大量生産の時代に、作り手が年月をかけて、木を選び、昔と変わらない道具や手法で一つ一つ手作業で製作していく。そこには使い手の暮らしの情景を想い浮かべながら、作り手は木のコンディションを確認し、語りかけながら製作していきます、私達の生活の中に何気なくその気配を感じながら暮らしていくことで心豊かになることを願っています。
この企画はそういった想いの中、生活に寄り添う「リビング」「キッチン」「書斎」をテーマに3年連続で企画します。今回第1回目は「リビング」をテーマに、椅子、ソファ、ローテーブル、キャビネットなどリビングを彩るアイテムを岡山県若手家具作家3人で展示します。それぞれの作品に対する想いをご覧いただければと思っています。尚、展示会中はオーダー家具も承っています。
※家具以外にもリビング使われる小物も一緒に展示しています。
【本多隆志】
彼の作品の特徴は、木材以外に、鉄、ステンレスを自ら加工し、溶接して使われているところです。
もともと家業が溶接向上ともあって溶接技術も高く、木と鉄の組み合わせから現代の暮らしに合ったモダンな家具を手がけます。シンプルな家具を作るので他のモノを引き立て、いつまでも飽きさせない空間を作ってくれます。
【小林克久】
キッチリとした仕事を手がけ、暮らしの風景まで考え作られたような家具は、見ていて美しく凛としています。彼の作品は小さなところまで手掛け、デザインされ、作り手の思いがしっかり伝わってきます。
【米山彰彦】
彼の作る物から伝わってくることは、「当たり前のこと」。目立つことも無く、技術を押し付けることも無く、背伸びすることもなく、ただ普通を意識して「当たり前であること」・
物と暮らすにあたり、とても大切なことではないでしょうか。ただ何処か彼らしく、まっすぐなモノつくりとすてのスタンスが家具から伝わってきます。