Sun Day 持塚三樹展

開催概要

会期
2012年11月03日 〜 2013年03月26日
会場
ヴァンジ彫刻庭園美術館 (静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1)
参加クリエイター
持塚三樹
ジャンル
アート
タグ
デッサン・ドローイング、彫刻、油彩画、平面、現代アート

開催内容

持塚三樹(1974-)は、意味が定まる前のかたちや、光や空気の移ろいを豊かな色の層を重ねて描き出し、意識に残った日常のイメージの抽象的な残像をキャンバスに定着させます。深い森に差し込む光、陽光のもと鮮やかに浮かび上がる草花は、目に見えない空気感をたよりに、記憶のなかをたぐりよせながら描かれた情景です。折り重なる草花や木々の枝によって分割された色面から幾何学文様が生まれ、画面に配された人物や小動物のシルエットからその隙間の空間が広がります。作家の視点は常にものごとの区切りの曖昧さをとらえ、誰もが共有できるイメージや言葉の中間的なあり方を探ります。
記憶の中の風景という、きわめて古典的な問題を題材にしながらも、作家は今に生きる問題意識で、絵画の既成概念を追求してきました。彼の創造は、絵画、彫刻、ドローイングなど多岐にわたり、とりわけ異なる素材や質感で展開される彫刻は、インスタレーションとして空間に配され、異なる次元を行き来します。
持塚は静岡で生まれ県内で学び、内なる要求に忠実に向かい合いながら、静岡のスタジオで制作を続けてきました。自然体の心地よさを感じさせる彼の絵画は、各地で評価を得、新進作家としてますます期待が高まっています。
空間から平面へ、平面から空間へ、刻まれ重なる記憶の層をご覧ください。

Sun Day 持塚三樹展