山口藍個展 「明日また」
開催概要
- 会期
- 2012年05月14日 〜 2012年06月23日
- 会場
- 10 Chancerylane Gallery (OverseasG/F,10 Chancery Lane, SoHo, Central, Hong Kong)
- 参加クリエイター
- 山口藍
- ジャンル
- アート
- タグ
- 平面
開催内容
大小さまざま20点のふとんキャンバスからなる作品は「月はかくれた」。ひとつの大きな群像図が20個に分割されており、個々のキャンバスもそれぞれ独立した作品となっています。この群像は光琳などによって描かれた"三十六歌仙図"の構図を模しており、山口の解釈を経て新たに表現されています。 「山となる」と題された和紙貼りのパネル作品は20点のパネルどうしを任意に合わせることによって、全体の形や見え方が変わる作品です。
作品を分断することは”古筆切(巻物や冊子本の状態だった古筆が切断された断簡のこと。)”から着想を得ています。分かれてしまっても元は一つの形(絵)であったという儚さと、単体にすることでその一つ一つに隣り合うものがあったことを思わせる謎めいた部分を持たせ、新しいイメージや価値を生み出そうとしています。
『日が沈み月が出るというサイクル~すなわち繰り返される日々の中でいろいろなことが起こり、しかしまた翌朝の日の光には浄化させる力があり、昨日と今日はまったく異なり、こうした毎日の積み重ねは必ず未来へむいており、展覧会名をこのようにしました。
「明日また」という題名は、「明日またここで会う」とか「明日また話そう」といったような、その先に何かあることを示唆しています。
ここに作品が集結していたことを、目と心で空間的に時間的に感じ取ったことが、作品の持つ価値を明日へとつなげていくように思います。また、作品が再び集結する可能性や、分断されても尚同じ時を過ごしている感覚も含んでいます。』(山口藍のテキストより引用)