ありてあるところのことば
会期: 2012-09-01 - 2012-11-27
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
カリグラフィー・タイポグラフィ
開催内容
タイポグラフィ作家、音楽家として活躍するバンドウジロウ。BOXを祭壇に見立て「古今東西の聖者・賢者のことば」、大乗仏典「法華経」の序品に登場する「八大龍王」、「マントラ(真言)」、これら3つのシリーズから選んだ「ことば」の作品を展示します。
文字に表情を付けていくタイポグラフィという行為によって、ことばは命を吹き込まれたかのようにいきいきとし始めて、それぞれのリズムを感じられるほどです。バンドウは描くことによって意味をビジュアルで把握できるものに変容させ、それを見る私たちは、ことばそのものを体験することになるのです。
展覧会タイトル「ありてあるところのことば」は、旧約聖書の中の、唯一絶対神がモーセに自身のことを「我は在りて在るものである」と言ったという記述からヒントを得て「遙か昔からある世界に存在する私たちに届けられて、さらに先の未来にも伝わっていくことば」という意味合いを込めています。