写真
[作家コメント] 断片であるそこに「自分がいた」という記憶の手応えは、曖昧さという回路を通して 確かなものではない。 しかしそこに写された光あるいは影が織りなす中にたゆたんでいると、 その断片は完成することがない地図への標となっていく。