兼子真一 「テレポート - Teleport - 」
開催概要
- 会期
- 2012年09月10日 〜 2012年09月15日
- 会場
- 画廊宮坂 (東京都中央区銀座7-12-5 銀星ビル4F)
- 参加クリエイター
- 兼子真一/KANEKO Shinichi
- ジャンル
- アート
- タグ
- 立体、彫刻、現代アート
開催内容
今展では、人物をモチーフとした作品を約20点~ほど発表いたします。
2003年よりセメントを素材として無意識に隠されたイメージを暗喩と暗示で表現した作品を
発表して参りました。
このたび2012年の展示では、人物というモティーフに限定されより具象的な表現になり、
人の見る共通世界とはなにかを探ります。
【 テレポート -Teleport- 】 ステートメント
事実よりも架空の物語りが真実味を増すのはなぜだろうか。
行為そのもに共感することがあるのはなぜだろうか。
『テレポート -Teleport-』とは、現実から幻影への意識の移動、ふたつの世界の分岐点である
"境界"を意味しています。
日常は、「現実の世界」と「幻影の世界」のふたつの世界で成り立っています。
私たちは常に、ふたつの世界の"境界”に身をおき、現実から幻影へ(もしくは幻影から現実へ)
と意識の移動を繰り返しています。それは、「現実の世界」に幻影(過去の記憶、イメージ、
幻想、架空の物語)を組みこむことにより「真実」を獲得しているということなのです。
作品の人物たちは"境界"に存在する者たちです。人物の特徴として、最も単純な行為と動作で表現し、
あらゆる人が共感する無意識の動きをしています。
人はこの単純な動きのなかにある種の感情を生み、当てはめ、構築しながら、自分の中の記憶を
呼び起こすのではないでしょうか。
展示空間をふたつの世界の分岐点である"境界"と設定し、作品を通して自身の「幻影をはらむ現実の世界」
を感じ取って頂けたら幸いです。