黒川徹展~むこうのかべ~
会期: 2012-09-15 - 2012-09-30
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
クラフト
展覧会タグ:
実演・ワークショップ
器(茶道具・食器・花器)
オブジェ
陶磁
現代アート
開催内容
現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環として、財団法人京都陶磁器協会主催の展覧会も、ついに第3弾『黒川徹展~むこうのかべ~』を開催いたします。
9月15日(土)から9月30日(日)までの期間、京陶磁器会館2階ギャラリーにて『黒川徹(くろかわとおる)展~むこうのかべ~』を開催いたします。
黒川徹さんの代表作を見た人はまず、大きさに圧倒されます。陶磁器を知るひとからすれば、この大きさの作品を作る難しさ、大変さは言わずとも分かるでしょう。大きさもさることながらその形がじつに特徴的で、まるで自然物のように違和感がなく、アンバランスにたたずんでいるように見えますが、重量をコントロールすることでうまくバランスをとっているのです。制作方法は手びねりで、土を二重構造に積み上げながら枝分かれして、融合してを繰り返していく独自の技法を用いられています。今回の展覧会では、滋賀県陶芸の森で制作された作品を中心に、黒川さんの新しい展開の造形作品が展示されるので、是非、一度お越しになって黒川徹展をご堪能ください。
この展覧会は京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに使ってもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知ってもらうことを目的としています。今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。事務局スタッフが心よりお待ちしております。