横谷研二展
開催概要
開催内容
横谷研二は、段ボールを細い帯状に裁断、内部の波型が外面へと変換されるように接合し直して新たな面を作り、それらを組み合わせて立体を立ち上げます。それらが林立する空間では、個々が互いに干渉しあいながら陰影を揺らめかせ、私たちを瞑想の時間へと誘います。同時にそこには、人と植物の関係という根元的な問いが託されています。かつて森を成していた木を宿すダンボール紙。それを用いて制作することは、人と植物の間にある不可視の呼吸を見いだそうする試みであると、横谷は語ります。
「形を変えながらもなお光を透かし、風をはらみ、生の環境を語りかける植物の声を聞きとろうとしています。生かし生かされる存在として、私達は何を奪い、何を赦されているのか。作品を通じて、その問いを静かに投げかけたい。」