佐藤行信 作品展
開催概要
開催内容
作品のジャンル=平面作品
素材=写真等のコラージュ、版画、アクリル、油彩等の画材を混合したミクストメディア
作品数=27点
ギャラリー檜Bでの展覧会です。
作家のコメント
作品タイトルのポートレートシリーズは、日々の出来事(政治、経済、事件)等をテーマとして、普段日常生活の身近にある物(写真、ハガキ、新聞等) と画材(版画、アクリル、パステル等)の組み合わせる行為による記録の具現化です。本来ポートレートの意味は人が写っているもの、描かれているものを指しますが、私の作品は擬人化された「者」として表現しています。私の屈折した耽美的世界です。ジョルジュ・ブラックの言葉で「感覚はデフォルメ(歪形)し、精神はフォルメ(形成)する」を心掛けていて、私の制作過程は日常見慣れた写真、広告等を作為的にデフォルメした積み重ねから生み出されます。日々、精神の目で見ているか否か試行錯誤の連続です。高階秀爾著「近代絵画史」の文面から「出会うものの意外性が大きければ大きいほど、ブルトンにとって美しいものの本体である驚きが生まれてくる」私の制作上に於いての物と物との組み合わせは、形而下的(物質的)から形而上的(精神的)への移行ですが、時には偶然の出会いがあり、それは制作過程の作品から同時に予知的、後知的に得られるものや、寓意的であるような無いような漠然とした感じが作品から浮かび上がって来ます。作品に於いて筆の行為を少なくした機械的な行為(写真、印刷物等のコラージュ)、画面上におけるアクリル、油彩等の絵具との融合等を経て「存在への懐疑的行為として形成され、表現しているか」を問う事です。