開館50周年記念 生誕130年 東郷青児展
開催概要
開催内容
SOMPO美術館の開館50周年を記念し、当館の設立に深く関わった画家・東郷青児(1897–1978)の回顧展を開催いたします。東郷は、時代を先駆けるモダンで優美な女性像を描いた絵画で一世を風靡しました。しかし同時に、「洋画家」という枠に収まらない多彩な才能の持ち主でもあり、多くの商業デザインを手がけ、当館の母体企業である東京火災、安田火災(現:損害保険ジャパン)に保険案内リーフレットやポスターの原画を提供しました。また、当館は1976年に「東郷青児美術館」の名称で開館した際、東郷から作品の提供を受けており、その後のご遺族からの寄贈も含め、現在では国内最大の東郷青児コレクションを有しています。
本展では、《望郷》などの代表作をはじめ、未来派やキュビスムを取り入れた初期の前衛的な作品から晩年の大型作品まで、過去最大級となる約100点の絵画を一挙公開します。さらに、モダンなセンスが光る本の装幀や挿絵、かわいらしいお菓子のパッケージなど、関連資料約100点もあわせて展示します。
絵画から商業美術まで、時代を軽やかに駆け抜けた東郷青児。その知られざる全貌と色あせない魅力を「再発見」する展覧会です。
[みどころ]
1.当館での東郷青児展の中で過去最大規模
SOMPO美術館の開館50周年、および東郷青児の生誕130年を記念し、東京で7年ぶりとなる個展を開催します。多くの方から寄せられた「東郷青児の絵を見たい」という声にお応えし、当館で開催する東郷青児展としては過去最大数を展示します。
2.SOMPO美術館の収蔵作品をまとめてご紹介
本展は当館の収蔵する作品と関連資料に特化したラインナップです。東郷は東京火災、安田火災(現・損害保険ジャパン)の保険案内リーフレットや販促用のカレンダー、扇子や風呂敷などに多くの原画を提供しました。それらのグッズを通して、多くの方々の目に触れた東郷の代表的作品の数々をご覧ください。
3.商業デザインの分野での活躍
東郷は絵画以外の分野でも幅広く活動し、商業デザインにもその才能を発揮しました。
昭和30年代には、多くの和洋菓子店のパッケージ、包装紙やクッキーの缶などに東郷による愛らしい女性の絵が使われていました。また、雑誌の表紙絵を多数描き、モダンな意匠による書籍の装幀も手がけました。