七菜乃写真展『unlearn』

開催概要

会期
2026年10月20日 〜 2026年11月01日
会場
Art Gallery M84 (東京都中央区銀座四丁目11-3 ウインド銀座ビル5階)
ジャンル
写真
タグ
七菜乃、裸、集団ヌード、ヌード、ナナナノ

開催内容

裸は、生まれながらに誰もが持つものであり、本来は自然で豊かな存在です。写真展『unlearn』は、写真家七菜乃さんが森と室内で撮影した最新作の集団ヌード作品です。複数の身体が歩き、立ち、重なり、離れていく姿を通して、裸に結びつけられてきた意味や、私たちが無意識に身につけている固定観念について考える作品達です。裸を「隠すもの」ではなく「共に在るもの」として捉えた自然な姿であり、その豊かな美しき作品を展示します。入場は、成人限定とさせて頂きます。

※作品展の会場にて、写真集『unlearn』の販売も行います。また10月24日(土)16:00~19:00にレセプションを開催します。参加費は、入場料込みで1,000円(L・R共通)と致します。(参加者多数の場合は、入場制限を致しますので、ご容赦ください。)

【作家からの言葉】
人は、さまざまな固定観念の中で生きているのだと思います。
何が普通で、何が正しいのか。
何を美しいと思い、何を隠すべきだと感じるのか。
自分の考えだと思っていることも、
いつの間にか社会や周囲から与えられたものかもしれません。

私自身も、そうした固定観念から完全に自由になることはできません。
それでも、これは本当にそうなのだろうか。
本当に自分はそう感じているのだろうかと、立ち止まって考えたいと思っています。

私は長いあいだ、裸を撮り、裸で撮られてきました。
裸は誰もが持つ姿でありながら、
社会の中では今も、性的なものとして強く意味づけられています。
私は裸を題材に、その見方は本当に当たり前なのかを問い続けてきました。

海外で撮影を続けるうちに、私が撮りたいと思うものは、裸だけではなくなりました。
人であっても、風景や物であっても、
光の中で何かを美しいと感じ、心が動いたとき、私は写真を撮ります。
人が裸であるか、服を着ているかにも、私の中では大きな違いはありません。

しばらく集団ヌードから離れていましたが、今回、再び撮影することにしました。
森を歩き、部屋に立ち、互いに重なり、離れていく身体。
そこに見えたのは、裸であることを強調する必要のない、ただ人が共に在る姿でした。

私は、社会に根づいた裸の概念を変えたいと思ってきました。
けれど、それはきっと私が生きている間には変わらないのだと、
これまで何度も思い知らされてきました。
それでも、自分が見ているものを写真として残し、
別の見方があることを示し続けることはできます。
裸を見ることを入り口に、自分の中にある「当たり前」を、もう一度考えてみる。
今回の作品も、その問いの中にあります。

【七菜乃(なななの/nananano)氏の略歴】
身体と光の関係を通して人の存在と共生の美を探る写真家。
主にヌードを題材に国内外で撮影・発表を行い、個展やグループ展のほか、
写真集『LONG VACATION』『裸体というドレス』『My Aesthetic Feeling』などを刊行しています。

ヌードをモチーフに描く作品が、コレクションされるアート作家の一人として選定され、月刊アートコレクターズ 2026年7月号 巻頭特集「ヌード エロスの視線」のグラビア (P51)に作品が掲載されました。

【個展・二人展歴】
2015年07月「NANANANO reflex instax minifilm Exhibition」リトルモカ(台北・台湾)
2015年10月「女体愛好家 七菜乃による七菜乃展」アツコバルー(東京・渋谷)
2015年12月「裸体というドレス」神保町画廊(東京・神田)
2017年03月「おひななの祭 2」BAR 星男(東京・新宿)
2017年09月「My Aesthetic Feeling」神保町画廊(東京・神田)
2018年02月「トレコス/アトリエサード刊出版記念展」Span Art Gallery(東京・銀座)
2018年03月「おひななの祭 3」BAR 星男(東京・新宿)
2018年09月「七菜乃写真展」B-FLAT BAR(東京・恵比寿)
2018年11月「裸ノ神殿」清アートスペース(東京・四ツ谷)
2019年03月「おひななの祭 4」BAR 星男(東京・新宿)
2019年05月 二人展「ミニアリーイコール(大塚咲)」弘画廊(恵比寿)/Pulp(大阪)
2020年07月 二人展「七光(光宗)」清アートスペース(東京・四ツ谷)
2020年08月 芸術新聞社「写真集My Aesthetic Feeling出版記念」神保町画廊(東京・神田)
2021年04月「#おうちヌード」神保町画廊(東京・神田)
2021年08月 芸術新聞社「写真集 裸体というドレス出版記念」神保町画廊(東京・神田)
2021年09月「凪」神保町画廊(東京・神田)
2022年02月「STILL LIFE」神保町画廊(東京・神田)
2022年08月「LONG VACATION」神保町画廊(東京・神田)
2022年12月「in the room」新宿眼科画廊(東京・新宿)
2023年07月「Like the blue sky」神保町画廊(東京・神田)
2025年01月「ジョージアにて」神保町画廊(東京・神田)
2025年08月「手のけしき、夏のかげ」GALLERY futari(東京・矢口渡)
2025年09月「It is here, truly.」神保町画廊(東京・神田)
2025年11月「IN ザ ROOM」Art Gallery M84(東京・銀座)
2026年10月「pre-verbal」神保町画廊(東京・神田)

【グループ展歴】
2016年02月「虚ろの国のアリス展」ヴァニラ画廊(東京・銀座)
2018年06月 Span Art Gallery企画「銀座ねこ集会展」東京交通会館(東京・有楽町)
2021年09月「9月の光と風・展」ギャラリーベルンアート(大阪・西天満)
2022年09月「icon contemporary Photography」AXIS Gallery(東京・六本木)
2022年09月「Exhibition π」渋谷藝術 神南ギャラリー(東京・ 渋谷)
2023年05月「BEYOND THE AGES / PORTRAIT」Sansiao Gallery(東京・日本橋)
2023年09月「icon contemporary Photography 2023」AXIS Gallery(東京・六本木)

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展概要】
名  称 : 七菜乃写真展『unlearn』
作 品 数 : 約20点
販  売 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2026年10月20日(火) ~ 11月1日(日) 
場  所 : Art Gallery M84  Left Room 又は Right Room
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休
入 場 料 : 500円(L・R共通) / 成人限定
URL :  http://artgallery-m84.com/?p=16702

七菜乃写真展『unlearn』