森下聖大 - 可視化してゆく潜在意識 -
開催概要
開催内容
「目に見えないが、確かに在る。」
森下聖大の木彫作品のテーマは、本来物質の実在性に依拠して表現する彫刻という方法を採りながら、不可視の純粋な感覚世界を造形することにあります。
今回の作品は、特に人間の自覚されることなく活動する意識、すなわち「潜在意識」に焦点を当てます。潜在意識が最も活発に働くのは、入眠前後だそうですが、そのような「入眠時の没入感」や「夢と現実の曖昧な感覚」を、森下は自覚的に彫り出すのです。木から形を掘り出すという行為がいかにしてその物質を目に見えない「意識の働き」へと変換するのか。そこに森下の独特の造形感覚が活かされています。