佐賀大学美術館 企画展 「東島毅 絵画は通り過ぎる場所となる」
開催概要
開催内容
東島毅(ひがしじま・つよし/1960-)は、鑑賞者を包み込むような大型の絵画を特徴とし、絵画という表現の可能性を追求し続けてきた、現代日本を代表する画家のひとりです。
佐賀県武雄市に生まれた東島は、1983 年に佐賀大学教育学部特設美術科を卒業。その後、筑波大学大学院を経て、1988 年に渡英し、英国王立芸術大学院大学 (Royal College of Art)で学びました。1995 年にセゾン美術館、水戸芸術館で開催された展覧会を契機に大きな注目を集め、翌1996 年にはVOCA 賞、五島記念文化賞美術部門新人賞を受賞。以後、日本の現代美術における重要な画家として、国内外で制作・発表を続けています。
本展「東島毅 絵画は通り過ぎる場所となる」は、東島にとって地元・佐賀県で初となる大型個展です。佐賀大学美術館の5m の天井高を生かし、東島の最大の作品《約束としての絵》をはじめとする大型作品を中心に、作品と展示空間との関係を重視した構成を試みます。
作品の大きさや配置だけでなく、作品との距離や、その前を移動する鑑賞者の身体にも目を向け、絵画を一つの画面として見るだけではない、新たな鑑賞のあり方を提示します。長年にわたり絵画の可能性を探り続けてきた東島の現在と、その絵画が生み出す空間を体感していただく機会となります。