藤浩志と藤川八十郎 ー泥とプラスチックとかたつむりー
開催概要
開催内容
このたびkenakianでは、国内外でさまざまな活動を展開しているアーティスト藤 浩志のプロジェクトによる展覧会を開催いたします。
展覧会/プロジェクトについて(アーティストより)ー
本展覧会は、有明海の泥と向き合う架空の作家・藤川八十郎と、プラスチックのおもちゃを素材に活動する藤浩志による展覧会です。
藤川八十郎は、有明海流域に生まれた年齢・性別不詳の工芸家です。泥に強く惹かれ、植物から染料を抽出し、木や布を染めながら、動植物の生態系と泥との関係を探究しています。そして、なぜだか、かたつむりを無視することができません。――という設定です。
本展では、泥、植物、プラスチック、そしてかたつむりを手がかりに、人と自然、生態系と人工物、循環と蓄積について考えます。実在しない作家をつくる試みを通して、私たち自身と環境との関係を見つめ直し、その関わりを深める機会となればと考えています。
また本プロジェクトでは、藤川八十郎という作家像をともにつくり育てるメンバーを募集します。泥や植物、染色、生態系の観察、物語づくり、記録や発信など、それぞれの関心や得意分野を持ち寄りながら、不在の作家の活動を現実の活動として立ち上げていく実験です。年齢や経験は問いません。藤川八十郎の活動に興味を持つ方の参加をお待ちしています。