TAGA 個展 バグ・ロジック

開催概要

会期
2026年10月02日 〜 2026年10月07日
会場
新宿眼科画廊 (東京都新宿区新宿5-18-11)
参加クリエイター
TAGA
ジャンル
アート
タグ
油絵、油画、油彩画

開催内容

現代の私たちは、イヤホンで日常の雑音を消し去る「ノイズキャンセリング」を愛用し、無駄のない効率的な世界をスマートに生きている。
しかし、かつての初期ゲーム機は、その消されるべき「ノイズ」を細かく刻むことで、擬似的なドラムのビートを作り出していた。
また、プログラミングの世界では、最短ルートではないぐちゃぐちゃなコードが、なぜか奇跡的に完璧に作動することがある。

AIが瞬時に「スマートな正解」を叩き出す現代において、私たちは既製品の綺麗な音や、教科書通りのコードばかりに囲まれてはいないだろうか。
本展が試みるのは、その正解を、人間の泥臭い知恵や力技、デタラメさでねじ伏せて、新しい価値を生み出した瞬間のカタルシス(万能感)の追体験だ。
キャンバスに厚く塗られた絵の具の層(ノイズ)のなかに立ち上がる、不器用で、歪で、けれど確かにここで作動している「バグのなかの論理(バグ・ロジック)」。
すべてが最適化されていく時代だからこそ、消されるはずだったノイズのボリュームを最大にまで引き上げ、人間らしい知恵のテクスチャーを爆音で鳴り響かせてみたい。

TAGA 個展 バグ・ロジック