三上亮退任記念展 (ひみつ)行為の無作為
開催概要
- 会期
- 2026年10月03日 〜 2026年10月18日
- 会場
- 東京藝術大学大学美術館 (東京都台東区上野公園12-8)
- 参加クリエイター
- 三上亮
- ジャンル
- クラフト
- タグ
- 陶磁
開催内容
三上亮は、長年にわたり東京藝術大学美術学部工芸科陶芸研究室において教育・研究・制作に携わり、陶芸という表現の可能性を探求し続けてきました。このたび、その退任を記念し、「三上亮退任記念展 (ひみつ)行為の無作為」を開催いたします。
三上亮は、陶芸における「つくる」という行為そのものを問い続けてきました。窯を焚くたびに土や石など新たな素材を窯に入れ、その変化を見届ける試みは、作品制作と同じ、あるいはそれ以上に根源的な制作行為として積み重ねられてきました。焼成によって素材が予測を超えた姿へと変化する現象を受け止めながら、意図と偶然、制作と試し焼き、作品と素材実験といった境界を行き来する独自の制作を展開しています。
本展では、学生時代から現在に至るまでの代表作に加え、普段は作品の背後にある「試し焼き」や素材研究の成果もあわせて紹介します。展覧会タイトルである「(ひみつ)行為の無作為」には、経験や技術を積み重ねながらも、あえて予定調和にとどまらず、焼成によって世界が開かれていく可能性を受け入れる制作姿勢が込められています。