河合真人 個展『夜の香りが消えぬうちに』

開催概要

会期
2026年09月29日 〜 2026年10月11日
会場
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク (京都府京都市東山区堀池町374-2 京都写真美術館)
参加クリエイター
河合真人
ジャンル
写真、アート

開催内容

京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク 2階展示室にて、2026年9月29日(火)から10月11日(日)まで、河合真人 個展『夜の香りが消えぬうちに』を開催します。
※10/5(月)休廊
※最終日は17:00まで


今日も一仕事を終えあの街に歩き出す。
歩幅は大きく、息は弾み、心が歌い出す。
人種も性別も関係なく大きな声で笑い泣く街。現実は曖昧に幻は明瞭になる。酔いと眠気で薄れゆく記憶は朝日と共に現実へと誘われゆく。
僕は呟く、夜が永遠に続けばいいのに

6年前から撮り始めた夜の京都四条大橋付近『幻景』プロジェクト
京都に生まれ、京都で育ち、鴨川に青春をみた自分。同じように京都で育った人、京都に住み始めた人、観光で来る人も皆んな集まる四条の夜に僕は惹かれる。楽しく騒がしいその見た目の裏には、大きなストレスや哀しみが隠れているのかもしれない。根っから明るい街が人々に与える優しさに抱かれ発散しきって眠りにつく姿に僕は愛おしさを感じる。

この6年間カメラを向け発表する中、その想いを表現するためにプリント方法も変わった。この京都写真美術館という憧れの場所にご縁をいただき大きな会場で展示をする機会を得た今回は初期のインクジェットプリントとコロタイプ、リトフェイン、映像で展示していく。その表現遍歴も楽しんでいただきたい。


コロタイプ
コロタイプ(collotype)は、19世紀半ばにフランスで発明された技法。ガラス板にゼラチンと感光液を塗布して加熱することによって版面に小じわ(レチキュレーション)を作る。それに写真ネガを密着して露光すると、光のあたった部分のゼラチンが硬化して水をはじくようになる。版面を湿らせると水を受けつける部分が膨張してインクがつかなくなるため、硬化した部分にだけインクが付着する[2]。インク付着量の大小によって連続階調が表現される。

リトフェイン
1820年代にフランスで発明され、素材の厚み(凹凸)による光の透過量の違いを利用して、後ろから光を当てると画像や陰影が浮かび上がる透かし絵の技法。

河合真人 個展『夜の香りが消えぬうちに』