「spread timeline」

開催概要

会期
2026年08月15日 〜 2026年08月30日
会場
KATSUYA SUSUKI GALLERY (東京都目黒区柿の木坂1-32-17)
参加クリエイター
Jini / 古西穂波 / 林香苗武
ジャンル
アート
タグ
絵画、ドローイング、彫刻

開催内容

この度KATSUYA SUSUKI GALLERYでは2026年8月15日(土)より、古西穂波、林香苗武、Jiniの3人のアーティストによるグループ展「spread timeline」を開催いたします。

私たちは、身体をひとつの輪郭として認識しています。しかし、その輪郭は決して固定されたものではありません。記憶や経験、感情、他者との関係のなかで揺れ動き、絶えず更新され続けています。

古西穂波は、身体を支える構造や重力に宿る存在感を立体へと置き換え、林香苗武は、人物の姿を借りながら、言葉にならない感情や時間の揺らぎを描き出します。Jiniは、色彩とフォルムを往還しながら、身体が持つ生命のリズムや運動性を抽象的な絵画空間へと展開します。

三者に共通するのは、身体を完成された像として示すのではなく、変化し続ける現象として捉えていることです。その身体は現実と虚構、過去と現在、内と外を行き来しながら、新たな時間を生み出していきます。

「spread timeline」は、三人の視点が交差することで立ち上がる、ひとつではない時間の風景です。身体は輪郭を越え、時間は一方向ではなく広がりを持ちはじめる。その瞬間に現れる新たな知覚のあり方を、本展を通してご体感いただけましたら幸いです。

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[ステートメント]

骨のような線の連なり。肉のような絵の具。血の温もりが、まるで動いているかのように、無数の時間軸の中でためらいもなく同居する。

これらは人であって人ではない何かのようである。

3人に共通しているのは、アニメや漫画といった人工的な自然に触れ、輪郭を見出し、表現を行っているという点である。

簡略化された表現の中では、容姿や正確な骨格などは重要視されておらず、大きな流れに身を委ねるかのような心地よさに支配される。

それぞれの作品は、過去と現在、内側と外側を行き来しながら、新しいまなざしを待っているかのようである。

私たちが身を置く世界のスケールは刻々と変化し、その速度は日に日に早くなっていく。

本展は、3人の作家が表現した身体の軌跡を一つの空間で交差させ、それぞれに異なるバラバラのタイムラインが作用し合う瞬間を捉える試みである。

「spread timeline」