アスピリン(陸超) 参造化
開催概要
- 会期
- 2026年09月29日 〜 2026年10月04日
- 会場
- TOTEM POLE PHOTO GALLERY (東京都新宿区四谷四丁目22 第二富士川ビル1F)
- 参加クリエイター
- アスピリン(陸超)
- ジャンル
- 写真
開催内容
これは記録ではない。幾度となく重ねられた「参」の営みである。
山水の造化※1に参じ、信仰の造化に参じ、時間の造化に参じる。
そして天地は、終始、何も語らない。
「参造化」という三字は、『中庸』※2にある「天地の化育(かいく)を賛(たす)くべければ、則ち以て天地と参すべし」※3という言葉に由来する。
ここでいう「参」とは、天地の働きに加わることを意味する。人は天地のあいだにあって、ただ万物を傍観するのではない。自らの働きによって、万物が生成していく営みの一部となるのである。
【注釈】
※1「造化」
天地自然が万物を生み、育て、絶えず変化させていく働きを指す。
※2『中庸』
儒教の基本経典である「四書」の一つ。もとは『礼記』の一篇で、人間が自らの本性を十分に発揮することによって、天地が万物を生み育てる働きを助け、その営みに加わりうることを説いている。
※3「天地と参す」
天地の働きを外から眺めるのではなく、人間もまた万物の生成と化育に加わり、天地と並び立って、天・地・人の三者をなすことを意味する。