The 50th Anniversary OSAMU GOODS 展
開催概要
開催内容
OSAMU GOODS(オサムグッズ)は、イラストレーター原田治(1946-2016)がイギリスの伝承童話マザーグースに着想を得て、1976年誕生しました。イメージは60年代のアメリカの雑誌『Seventeen』などで目にした女の子や、ハリウッド映画に登場するかわいい女優さんたち。彼女たちの身のまわりにある小道具、生活雑貨もヒントになりました。原田治が掲げた〝かわいい″の定義「明るく、くったくがなく、健康的な表情であること。そこにわずかな淋しさや切なさを隠し味にすること」―は、作品の中に鮮やかに表現され、1970年代後半から90年代にかけて中高生から20代の女性を中心に絶大な人気を博しました。本展では、2026年に50周年を迎えるOSAMU GOODSの魅力を、当時の資料とともに紹介。時代を超えて多くの人々に愛される背景や、そのデザイン哲学に迫ります。
日本のトップクリエーターがキュレーションした展覧会
会場構成を担当するのは近年、日本で話題となった数々の展覧会を担当されてきた、五十嵐瑠衣。キービジュアル制作からグラフィックデザインまでアートディレクションを担当するのは服部一成。2019年から2024年まで全国巡回し好評を博した『原田治展「かわいい」の発見』のクリエイティブを担当するお二人による再びのタッグとなります。
OSAMU GOODSとは
OSAMU GOODSは1976年、イラストレーター原田治が描くキャラクターをグッズ化し、株式会社コージー本舗が製造、関連会社のDUSTY MILLER社で販売されました。当時発売された商品は、アイテムの決定から素材や形も含め、すべてのデザインを原田治が手がけ、その点数は4000点以上にも上りました。海外製の雑貨のような色使いやハイセンスなデザインが話題になり、「持っているだけで大人っぽい」そんな、他のファンシーグッズとは一線を画す憧れのアイテムとして、女子学生の間で一大ブームが巻き起こりました。
原田治が語る OSAMU GOODS
『OSAMU GOODSっていうのは部屋に生けてある花と似ていると思うんです。
生活に絶対なければいけないものではないけれど、あるととっても楽しい気分になってくるでしょう?
僕にとってOSAMU GOODSは言葉にかわるメッセージっていうところかな』