ヨシタケシンスケ展かもしれない
開催概要
開催内容
絵本作家としてのデビュー作『りんごかもしれない』(ブロンズ新社、2013年)以降、子どもから大人まで大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケ。頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑えるひとのクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で描き続け、多くの人々をひきつけています。
ヨシタケさんは絵本を出版する以前から、イラストレーター、造形作家としても活躍してきました。初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源である小さなスケッチや絵本原画、本展のためにヨシタケさんが考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400点以上を展示し、作家の「頭のなか」をのぞいてみます。ヨシタケさんの発想豊かな展示空間を、ぜひご体感ください。
[見どころ]
1.発想の源を探るスケッチ約2,500枚を大公開
ヨシタケさんが絵本作家デビュー以前から、日々描きためてきたスケッチの数々。小さな手帳の中に、ヨシタケさんの発想の源ともいえる、果てしない妄想やアイデア、そして世界の見方がつまっています。本展では、1万枚を超える膨大なスケッチの中から約2,500枚を複製し一挙に公開。会場でヨシタケさんの「頭のなか」をご覧ください。
2.絵本の世界を体感できる仕掛けが盛りだくさん
デビュー作『りんごかもしれない』をはじめ、『つまんない つまんない』(白泉社、2017年)、『なつみはなんにでもなれる』(PHP研究所、2016年)など約20作の人気絵本から、原画や構想段階のアイデアスケッチなどを多数ご紹介。そしてヨシタケさんのアイデアから生まれた、絵本の世界を体感できるインタラクティブなアトラクションも登場。大人も子どもも体と心を動かして楽しめます。
3.初期の立体作品や貴重なコレクションを紹介
絵本を出版する以前から、イラストレーターや造形作家として活躍してきたヨシタケさん。その独自の発想がどこからやってくるのか、学生時代に制作した立体作品「カブリモノシリーズ」や、アトリエに保管されていた貴重な私物コレクションから、インスピレーションの源を探ります。
■茨城会場のキーカラーは紫色
本展のポスターやチラシに使われている展覧会メインビジュアル。ヨシタケ作品の個性豊かな登場人物たちが行き交う賑やかで楽しいイラストですが、実は巡回する会場ごとに色使いが異なっています。黄色は全会場共通ですが、もう1色はそれぞれの開催地によって様々な色が選ばれています。当館の場合は紫色。これは茨城県を代表する名山、筑波山の別名「紫峰」からとられています。ヨシタケさんは筑波大学の出身。学生時代をつくばで過ごした茨城ゆかりのアーティストでもあるということを知っていただきたくて、この色を選びました。
■「かもしれない」で広がる世界
『りんごかもしれない』は、どこにでもあるひとつのりんごから想像をふくらませて、視点を変えたり、考えたりすることの楽しさを私たちに教えてくれます。「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を見終わったあとには、普段なにげなく目にしているものが、いつもとちょっぴりちがって見えるかもしれません。