息継ぎ「拠点、計画道路」

開催概要

会期
2026年06月06日 〜 2026年06月21日
会場
KATSUYA SUSUKI GALLERY (東京都目黒区柿の木坂1-32-17)
参加クリエイター
息継ぎ
ジャンル
アート
タグ
絵画、アート、現代アート

開催内容

この度KATSUYA SUSUKI GALLERYでは、2026年6月6日(土)より、弊廊では初となります息継ぎによる個展「拠点、計画道路」を開催いたします。

2001年生まれの息継ぎは、絵画を通してキャラクターと私たちとの関係性について考察を続けています。アニメやゲームの登場人物たちと共に生きることが自然となった現代において、新しい人間関係や生活、コミュニケーションのあり方を描いています。

本展では、未だ開通していない“計画道路”の風景を起点に、公共と私的領域のあわいに存在する空間への感覚が展開されます。誰かの居場所でありながら、未来へ向かう通路でもあること。作家は絵画を、そのような「拠点」として捉えています。
画面の中の人物たちの拠点であり、同時に自身の拠点でもある絵画空間。そしてそれが、未来に新しい誰かを呼び込む“道”として機能するとき、作品は新たな意味を持ちはじめます。

ぜひこの機会にご高覧ください。

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「拠点、計画道路」にあたって

新しい道が好きだ
白い縁石、黒々としたアスファルト
広く、新しい緑がある

未だ開通しない道を自転車から眺める
その先には、出入り口を新しい道に向けた家が並んでいて、住人だけが通れるように道の一部が開放されている
昼下がり、道路の真ん中でボール遊びをする親子が見えた
これから公のものになろうとしている場所が、半分、私的な場所としてそこにあった

私たちは皆、ひとつの拠点を開けるための鍵を持っている
どんな時間、どんな場所へ向かっても、その道の先には拠点がある
知らない道を歩いていると、そのことがとても不思議に思えてくる

絵がつくる環境は、あの未開通の道の周りに流れる空間のようだと思った

どこかの誰かの、ひとつの拠点として在れたら良いと思うこと
画面の中に見える人々の拠点であり続けること
それらを願うと同時に、そこは私自身の拠点でもある

そして未来、新しい人々を呼ぶ道となり、ある人が新しく拠点を見つけたり、建てたりできるものとして機能するようになったとき、私は私の仕事を果たせていると言えるのだと思う

息継ぎ

息継ぎ「拠点、計画道路」