戦後80年 戦争と子どもたち
開催概要
- 会期
- 2026年04月11日 〜 2026年05月18日
- 会場
- 新潟市美術館 (新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9 )
- ジャンル
- アート
開催内容
今から約80年前、戦時中の美術家たちは、子どもたちの姿をどのように表現したのでしょうか。また、当時の子どもたちは、どのような視覚表現に親しんでいたのでしょうか。
戦時下、画材も配給制となり、作品の発表や表現が厳しく制限されました。その混乱の中で描かれた子どもたちの姿は、現代の私たちに時には苦く、時には切なく、とても複雑な印象を与えます。ある作品では出征兵士を見送り、別な作品では勤労奉仕に参加する。「少国民」として育まれた子どもたちは、けなげに「総力戦」を支える一員として描かれることが少なくありませんでした。そして敗戦後、焼け野原からの復興が目指された時には、画題としての「子ども」は再建の象徴としての意味を担ったのです。
本展では、戦時下から終戦直後にかけて制作された、子どもを主題とする作品、そして子どもたちのための絵本・教科書・紙芝居、さらには子どもたち自身が描いた作品、様々な資料も合わせて約130点をご紹介します。激動の時代に「子ども」像にこめられた意味や思い、そして時代と社会と美術との抜き差しならぬ関係について考えます。
◯展覧会構成
第1章 童心の表象
第2章 不安の表象
第3章 理念の表象
第4章 明日の表象
第5章 再建の表象