平塚市美術館 特集展 花の表現、その多様性/特別展示 新収蔵品展

開催概要

会期
2026年04月18日 〜 2026年08月30日
会場
平塚市美術館 (神奈川県平塚市西八幡1-3-3)
参加クリエイター
北澤映月
ジャンル
アート

開催内容

 花は、その姿かたちや色とりどりの美しさによって古くから愛され、現代まで様々な芸術の主要モチーフに取り上げられてきました。本展では、平塚市美術館の所蔵作品の中から「花」をモチーフに描いた作品を3章に分けてご紹介します。
1章は「季節の表現」をテーマとし、四季折々の花鳥風月を描いた作品を中心に、作家の身近な風景や普遍的な意味を持つ存在として描き継がれてきた花々をご紹介します。また、山口蓬春の戦前の大作《梅花紅葉》を修復後初めて展示します。
第2章では「写生から出発した表現」をテーマに、写実的に描かれた作品をはじめ、花のかたちを捉えた上で抽象的、装飾的、幻想的に表現された作品など、真摯な写生をもとにしつつ、作家によって多様な表現で造形化された作品をご覧いただきます。
第3章は「内なる表現」として、仏教の説話をもとに描かれた伊藤彬《優曇華の花びらが散ってゆく》、平和への祈りが込められた佐々木豊《薔薇爆弾》など、作家の個性や内面にあるものを花に託して表現された作品をご紹介します。
しなやかに咲く花々は今も昔も、人生の様々な場面で私たちの身近に存在しています。本展では、近世から現代の作家たちが、自然や日常の中で花を見つめながら豊かに表現した約60点の作品をご紹介します。 また、本展とあわせて、2024・25年度に同館のコレクションに新たに加わった作品の一部を初公開します。どうぞ、お楽しみください。

[みどころ]
1.季節を感じる作品をご紹介
1 章「季節の表現」では、岡本秋暉《十二ヶ月花鳥図》をはじめ、松本節《ひまわりと雲》など、四季の花々が豊かに描き出された、季節を感じる作品を多数ご紹介します。また、修復後初公開となる山口蓬春の戦前の大作《梅花紅葉》は、大画面に梅(春)と楓(秋)が繊細かつ華やかに描かれた見ごたえのある作品です。是非お楽しみください。

2.多様な花の表現をご覧いただけます
「花」をモチーフに、掛軸や屏風、日本画や洋画、インスタレーションなど、さまざまに造形化された作品をご紹介します。また、髙良眞木《ひまわり》、中川一政《薔薇》など、実際の花の観察をもとに独自の表現で描かれた作品や、伊藤彬《優曇華の花びらが散ってゆく》、福田美蘭《紅白芙蓉図》など描き継がれてきた花に想いを託した作品、また、深堀隆介《桜升 命名 淡紅》や市川裕司《JAPANESE TREE Ⅳ》などインスタレーションの作品を展示し、多様に広がる花の表現をご覧いただきます。

3.新収蔵作品を特別展示!
本展の最後に「特別展示 新収蔵品展」として、2024・25年度、新たに同館のコレクションに加わった作品の一部を初公開します。湘南ゆかりの作家・井上三綱、森田勝、安田靫彦や、2025年で生誕100年を迎えた田澤茂、昨年夏に企画展を開催した原良介の《サギ子》と《フナ子》などの作品を、収蔵後初めて展示いたします。


前期2026年4月18日(土)〜2026年6月28日(日)
後期2026年6月30日(火)〜2026年8月30日(日)

平塚市美術館 特集展 花の表現、その多様性/特別展示 新収蔵品展