板谷うた opening
開催概要
開催内容
板谷氏が握る筆やペンで運ばれるアクリル絵具や顔料インク。それらが表す図像のひとつずつが、まるで有機物に転生したように躍動しながら見るものの心に深く入り込みます。2020年、細密なペン画の発表から彼女のキャリアが始まりました。モノクロなのに彩りを印象づけ平面なのに宇宙を感じさせる、そんなエネルギッシュな異才がすぐに注目を集めるようになります。さらに彼女は、具象だけではなく内なるエモーションを題材としながら、グラフィティともパターン絵画とも違った独自の融合領域に軸を移し、年を経るごとに成長してきました。GALLERY TAGBOATの「Independent Tokyo」、TRiCERA ARTの「100人10」など若手の登竜門として知られるアートイベントでも精力的にアピールを続け、様々な美術関係者やコレクターらへ認知を広げています。
本展は、地元・名古屋市での「color drift」展に続き、今年初めて彼女が都内で開く個展です。デビュー後6年を経て、これまで忙しく展開してきた自身の初期の軌跡を振り返る趣向を入れ、直近の新作、未公開作だけでなく、さまざまなシリーズの代表作を示しながら、全てに通底する本質を来場者とともに見出そうとする構成となります。「開花が済んだ花たちを披露するのではなく、開き始めている途中の状態、迷いながら描いている過程そのままを記録した個展にしたい」という彼女自身の思いをタイトルに引きました。「模様やカタチを埋めることで自分の心が満たされていく感覚があり、安心感と暖かさを感じるようになった。見てくれる人々にもこの感覚を共有していただけたら」と板谷氏は言います。
アクリル絵具や顔料インクを使った新作と自薦の大小近作、約30点を展示・販売いたします。
【開催概要】
タイトル : 板谷うた opening
会期 : 2026年3月28日(土)~ 4月5日(日)
会場 : AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)
開館時間 : 12:00~19:00 最終日のみ~18:00 会期中は無休