生誕185年 ルノワール展

開催概要

会期
2026年03月01日 〜 2026年07月31日
会場
山王美術館 (大阪府大阪市城見2丁目2番27号)
参加クリエイター
Pierre Auguste Renoir
ジャンル
アート
タグ
絵画、平面

開催内容

「おそらくルノワールは悲しい絵を一度も描かなかった唯一の偉大な画家でしょう。」

フランスの小説家オクターヴ・ミルボーが、1913年に出版されたピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)の画集に寄せた言葉です。ルノワール自身もまた、いやなことが多い人生において、絵画は「愛すべきもの」「愉しく、美しいもの」でなければならないと、晩年に語っています。60年におよぶ画家生活のなかで、肖像、風景、静物、家族、裸婦とさまざまな主題に取り組んだルノワールですが、すべてに共通しているのは、温かく、愛情に満ちた眼差しが注がれているということでしょう。ルノワールにとって、生きることは描くことであり、描くことは悦びであったといえます。
前衛的な画家グループである印象派を出発点としながらも、絵画の伝統に学び、つきることなく探求をつづけたルノワール。生誕185年を記念した本展では、山王美術館のコレクション約50点を一堂に公開し、その画業の一端を辿ります。
光と色彩、生きる歓びにあふれたルノワールの世界を、ぜひお楽しみください。

[みどころ]
1. 山王美術館ルノワール・コレクションを一堂に公開
山王美術館は、50点を超えるルノワール・コレクションを収集しています。
ルノワールの生誕185年を記念した本展では、初公開作品11点を含む、全コレクションを一堂に展示いたします。

2. 花、風景、静物、裸婦、装飾画…バリエーション豊かな主題の数々
長い画家生活のなかで多岐にわたる主題に取り組んだルノワールですが、いずれの主題においても共通しているのは、愛情に満ちた、温かな画家の眼差しが注がれているということでしょう。画家ルノワールにとっては、描くことは喜びであり、絵画は愉しく美しいものでなければならなかったのです。本展では、風景、バラやアネモネなどの花、静物、裸婦、そして装飾画まで、幅広く展示いたします。

3. コレクション約50作品で追う、ルノワール創作の軌跡
印象派時代の女性像から、「印象主義の行き詰まり」を感じ古典へと回帰したアングル時代、「自然のなかの裸婦」という伝統的な主題に取り組み始めた南仏時代、さらに晩年に開花する豊潤な色彩による作品群まで、50年以上にもおよぶ画業の一端を5章に分けて辿ります。

1章 ~1880年|画家をめざして
2章 1881~1889年|古典への回帰
3章 1890~1900年|高まる評価のなかで
4章 1901~1909年|南仏・カーニュの地にて
5章 1910~1919年|生命の讃歌

生誕185年 ルノワール展