京型紙 ―江戸後期~大正 デザインと技―
会期: 2012-07-21 - 2012-07-29
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
クラフト
展覧会タグ:
デザイン・プロダクト
着物
染織
開催内容
京都・中京で呉服の染色業を営む三好染工㈱は、江戸末期に創業し、明治期の一時中断を経て、大正期に再興しました。弊社にはその時々に購入、使用した数万枚の膨大な型紙が残されています。その型紙には、当時ならではのデザインの美しさや面白さ、それを作り出した職人技が凝縮されており、現代の私達の目を惹き付けてやみません。京都に残る型紙の魅力を皆様に是非ご覧いただきたく、本展を開催いたします。
本展は、京都展に先駆け、5月9日(水)~14日(月)に東京、表参道ヒルズのギャラリー同潤会にて展示をいたしましたところ、6日間で700名を超える来場者を数え、京型紙が注目される契機になったと実感しております。
この度の京都展では東京展より出展品を大幅に増やし、型紙のもつ表現の豊かさを存分にご堪能頂きたいと考えております。なお、本展は京都国立近代美術館で実施される「Katagami Style」展の会期中に展示いたします。
[出展品]
呉服染色用の京型紙(一部、他の地域で製作された型紙を含む)約100点