BONIN ISLANDS DREAMING 〜新世紀をサヴァイヴァルするための100の心得〜

開催概要

会期
2025年10月10日 〜 2025年10月16日
会場
AL (東京都渋谷区恵比寿南3-7-17-1F)
参加クリエイター
豊田利晃
ジャンル
写真

開催内容

BONIN ISLANDS DREAMING
〜新世紀をサヴァイヴァルするための100の心得〜

2025年10月10日(金)〜16日(木)13:00~20:00
AL 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
入場料1, 000円(税込)(ブック付き)

豊田利晃監督最新作『次元を超える』の公開を記念して、展覧会を開催します。
会期中、新作映像『ある惑星の誘惑』(映像=豊田利晃 音楽=ヤマジカズヒデ)の上映ほか、スペシャル・イベントを開催します。



展示内容:
新作映像 『ある惑星の誘惑』(50分) 映像 豊田利晃 音楽 ヤマジカズヒデ
「P L A N E T I S T 100か条 〜新世紀をサヴァイヴァルするための100の心得〜」 作 森永博志
ポラロイド写真 豊田利晃
小笠原の絵 RICO



「BONIN ISLANDS DREAMING」 豊田利晃

8月、函館のビーチシアターで『プラネティスト』の上映があり、物販用のTシャツを整理していたら、タグの裏に「次元は変わる」と書いていたのを発見した。「次元は変わる」。それは森永博志さんの言葉であった。2019年、すでに『次元を超える』の誕生を予言していた。僕はその言葉に導かれていたのに気づいていなかった。
2014年から2017年まで40代後半の4年間、小笠原諸島・父島に住民票を移し、宮川典継の道案内の元、毎日、夕陽を撮影していた。小笠原の雄大な夕陽を、カメラの小さな四角いフレームで切り取りながら、カットをつなぎ、物語を紡いでいた。この映像には夕陽を見つめる自分自身しか映っていない。孤独だが充実していた日々。小笠原のドラマチックな夕陽こそが、一日の答えなんだと思った。夕陽の幻影だけが自分の心に突き刺さった。僕はすべてを放り投げて、船で24時間かかる島に渡り、4年間、ただ夕陽を見つめていた。
夕陽の時間が終わると夜だ。腹が減って、サーフショップに戻ると、みんなと飯を食う。2階にある自分の部屋に戻り、夕陽の編集を始める。東京からヤマジさんが新曲を送ってくれる。その曲に合う夕陽を探し、編集する。真夜中に一本の作品ができる。それを見ながら眠りにつく。
『BONIN ISLANDS DREAMING』はそんな日々から生まれた地球の幻影だ。太陽が沈むときに地上の色彩をすべて放ち、雲が踊り、闇に溶けていく。それは、自分を変える力を僕にくれた。地球が一番美しい時間。人生の答えは夕陽にある。
そして、この旅を導いてくれたのは、森永博志だった。
夕陽の夢にドロップアウトしよう。

BONIN ISLANDS DREAMING 〜新世紀をサヴァイヴァルするための100の心得〜