なんという目だ! ―北斎にはこう見える―
開催概要
開催内容
⽣涯何万点もの絵を描いたという北斎は、凄まじい描写⼒の持ち主だ。同時に鋭い「⽬」の持ち主でもある。北斎が描く動物や植物は、今にも動き出しそうなほどの躍動感と⽣命⼒に満ち溢れている。北斎は空に渦巻く雲や、⽮のように勢いよく降り注ぐ⾬、雲間を⼀瞬で駆け抜ける雷などをも、⾃⾝の⽬を通し掴み取ることができる絵師だった。
読本挿絵などに⾒られる爆発によって弾き起きる凄まじい閃光の表現は、モノクロ作品であるものの、思わず⽬を覆いたくなるような眩しささえ感じさせる。これら作品に⾒られる狂いのないデッサン⼒、描写⼒には驚かされるが、それも北斎のものをとらえる鋭い「⽬」の賜物だろう。この展覧会であなたもきっと⼝にしてしまうことだろう。
「北斎の⽬はなんという⽬だ!」