西田画廊の足跡を辿る

開催概要

会期
2025年07月17日 〜 2025年08月13日
会場
Gallery OUT of PLACE (奈良県奈良市今辻子町32-2)
ジャンル
アート、写真
タグ
レセプションパーティー、平面、絵画、版画、写真、立体、トークイベント

開催内容

ごあいさつ

奈良に西田画廊というアートギャラリーがあったことをご存知でしょうか?
西田画廊は西田考作氏が1982年に奈良のJR駅近くに開廊した、「スゴイ作家の展覧会を開催するスゴイギャラリー」として当時(2000 年あたりまで)関西はもとより東京の現代美術界にも名を馳せたコマーシャルギャラリーでした。
なぜ、スゴイかというと、とにかく首都圏でもなかなか見ることができないような、アート関係者ならずともビックリの重要作家・作品を当時から先見の明で国内外から奈良に呼び寄せ、展覧会を催していたのです。
そして同時に、西田さんはそれらの作品を少なからず購入・収蔵し西田コレクションが充実して行きました。
下に、取り扱われた作家や、内覧会に出品する作品の一部を紹介しておくので、ご覧ください。

2023年西田さんが亡くなり、惜しくも画廊は閉鎖され、残された多くの西田さんのアートコレクションは紆余曲折の果てに、現在裁判所に選任された相続財産清算人が管理する財産となりました。
西田さんの相続財産清算人として遺産管理に携わることになった「そらいろ法律事務所」の小城弁護士から偶然お話を聞く機会があり、ここ数ヶ月Gallery OUT of PLACE がその仕分けや片付けのお手伝いをしてきました。
そして今回選別した重要作品の企画展示・販売会を催そうということになったのです。

小城弁護士とGallery OUT of PLACEは、奈良や関西で80年代、90年代の美術を振り返る動きが出てきたときに備えて、
奈良に残された作品や関連資料を貴重な遺産としてしっかりと保存しておくべきだと考えています。
できる限り他所に散逸させず、願わくばこの地(関西文化圏)で引き継いでいきたい、そういう思いでこの展覧会を開催しようとしています。
一人でも多くの方に本展に足を運んでいただき、西田コレクションの素晴らしさをその目で体感し、コレクションしていただければ幸いです。

出展作家・保管作品の一部を紹介します。(順不同、敬称略)

エゴン・シーレ リトグラフ
アルベルト・ジャコメッティ リトグラフ
ベルント&ヒラ べッヒャー 写真オリジナルプリント15枚組
ハミッシュ・フルトン ドローイング、写真など
クリスチャン・ボルタンスキー 写真集の複製(縮小)版
イミ・クノウベル editionのある切り抜き作品(注:かなり汚れやダメージがあります)
ベティ・ゴールド 立体
ジョナス・メカス 写真
ヴィレム・デ・クーニング ポスター
ジョゼッペ・ペノーネ ポスター
ヤン・ファーブル ポスター
ヴェラ・カルド ドローイング、版画
サイモン・パターソン 立体
森村泰昌 写真オリジナルプリント(女優シリーズ)、ポスターなど
藤本由紀夫x森村泰昌 写真オリジナルプリント
山口勝弘 シルクスクリーン
片山雅史 絵画(アクリル絵具、洋紙)
杉山英行 油彩(ただしサインはありません)
磯崎新 ドローイング、シルクスクリーン 画集
関根伸夫 リトグラフ、ブロンズ立体
小川信治 ドローイング、写真など
小野隆生 ドローイング、リトグラフなど
赤松玉女 平面、写真
高橋清 リトグラフ
宮脇愛子 立体
中村政人 シルクスクリーン
井桁裕子 立体
長谷川潔 版画
池田満寿夫 画集
他 総数200点以上に及ぶと思われます。

上記以外
過去西田画廊で扱われた作家 (敬称略)

リチャード・ロング
アンディ・ウォホール
ヨーゼフ・ボイス
ハンス・ベルメール
カンディンスキー
カール・アンドレ
トニー・クラッグ
ギルバート&ジョージ
ダニエル・ビュラン
ブルース・マクレーン

アレキサンダー・リヒトヴェルト
セバスチャン
堀内正和
久保晃
池田満寿夫
大沢昌助
元永定正
菅井汲
野田哲也
木村秀樹
竹股圭
浮田茂
松本威
寺内成仁
今西啓介
小野寺聡

西田画廊の足跡を辿る