小野仁美展「不完全な余白」

小野仁美展「不完全な余白」

開催概要

会期
2025年07月22日 〜 2025年08月03日
会場
Space2*3 (東京都中央区日本橋本町1-7-9 西村ビル1F)
参加クリエイター
小野仁美
ジャンル
アート
タグ
レセプション、平面、絵画、ミクストメディア

開催内容

KURUM'ART contemporaryでは、space2*3において7月22日(火)より8月3日(日)まで、小野仁美展「不完全な余白」を開催致します。
小野仁美は2018年に武蔵野美術大学大学院美術専攻油絵コースを修了し、本格的に作家への道を歩み出しました。ポリエステル布やシルクなど半透明の布地にアクリル絵具などで彩色し、それを重ねることによって独特の空間感を持つ作品を制作しています。その独特な表現はさらに変化を見せて行くと期待されます。以下は作者のステートメントです。

水に溶いた絵具が、布に落ちた瞬間から制作が始まる。絵具の物質感をどれだけ残すか、水に委ねるか̶その選択の積み重ねによって、画面に奥行きと表情が生まれる。
色のきわが霧や霞のように溶けてぼやけ、布の繊維をつたい流れる水が雷のようなリヒテンベルク図形を思わせる跡を残すことがある。
制作の中では描くというよりも、現れてくるものをただ見つめ、受けとめる行為も含まれる。
制作の出発点は、人の皮膚の層構造とその見え方への関心だった。そこから、薄く透ける布を支持体に選ぶようになった。やがて興味は、水面を眺めるときの視線の揺らぎや、水底から跳ね返る光の見え方へと移り変わる。そんな変化を経て、最近は「余白が最初から空間をつくっている」ことを思い出し、制作に向き合っている。

Space2*3では4年振りの個展となります。是非ご高覧下さい。