よみがえる絵画 修復された川村清雄、藤田嗣治、鳥海青児…
開催概要
- 会期
- 2025年04月12日 〜 2025年09月07日
- 会場
- 平塚市美術館 (神奈川県平塚市西八幡1-3-3)
- ジャンル
- アート
- タグ
- 絵画
開催内容
美術館というと展覧会やワークショップなどに注目が集まりがちですが、来館された方々が目にすることのない重要な仕事もあります。それは、美術作品が現状以上に劣化することを防ぎ、できるだけ良い状態で保管していくことです。そのため美術館では作品を温湿度が一定な収蔵庫に保管し、展示をする際にも温湿度や照度などを調整し、適切な環境を維持しています。状態の良くないものや経年により損傷が進行している作品については、作品の材質技法やコンディションに応じて、館内で協議したうえで修復家に相談・依頼し、修復を行います。修復過程で得られた技術的な知見や科学的なデータは作品解釈の重要な要素となるため、作品とともに修復報告書も保管しています。
本展は、当館で修復をしたさまざま絵画作品を修復過程の分かる資料とともにご紹介するものです。修復をして美しくよみがえった絵画をお楽しみいただくとともに、美術館の裏側ともいえる保存管理や修復の仕事について、みなさまに知っていただく機会となると幸いです。
また、本展は前期後期に分けての展示となります。出品作品は同じですが、後期は親子で楽しむことができるスペースやイベントを開催します。
前期 2025年4月12日(土)〜2025年6月15日(日)
後期 2025年6月21日(土)〜2025年9月7日(日)
[みどころ]
1.今までにない視点で所蔵品をご鑑賞いただけます
美術館には、作品を保存管理し、後世に伝えていくという社会的な役割があります。美術館の裏側ともいえる保存管理や修復の仕事について学びながら、当館で修復をしたさまざまな絵画作品をご覧いただけます。
2.普段見ることのできない資料も閲覧できます
当館では所蔵品の修復を、材質技法やコンディションに応じて館内で協議したうえで、修復家に相談・依頼しています。本展では修復過程で得られた技術的な知見や科学的なデータをまとめた修復報告書を閲覧することができます。普段は未公開の資料を閲覧できる貴重な機会です。
3.あの名作を再び展示します
高さ約2メートルの川村清雄の大作《滝》やエコール・ド・パリの画家、乳白色の人物画で有名な藤田嗣治の初期作品《おことさん》、平塚出身の鳥海青児による戦前の代表作《瀬戸の山》などの名作を展示します。