女子美術大学大学院 洋画二人展  IFAN 余璐妍 「  」が残すもの

開催概要

会期
2025年01月28日 〜 2025年02月02日
会場
Gallery 美の舎 (東京都台東区谷中1-3-3)
参加クリエイター
IFAN / 余璐妍
ジャンル
アート

開催内容

展示に寄せて

【IFAN】
風に当たった後、何が残るのだろう。
時間が経つ程に、心に残るものは増えていく。
しかし、時間が経つにつれ、それらもやがて消えていく。
増えていくものと消えていくもの、その狭間に揺れる自分自身は、いったい何を残したいのだろうか。
本展示は、2人が記憶や感情、心に刻まれた遺留品をドローイングとして描き出します。「残る存在」を通じて、「消えゆく非存在」を意識する契機を目指します。鑑賞者とともに、この両者の関係性について考察する機会としたいです。

【余璐妍/ヨ ロケン YU Luyan】
私は幼少期に溺れたことによる臨死の体験を持っている。短い息苦しさを感じた後、次第に明るいのに眩しくないような不思議な光に囲まれ、今までにない泰然で穏やかな心境を抱いた。そこでは、過去の所業や存在が何であれ、すべては光がもたらす無条件の愛に包まれ、心の奥底に秘められていた平安が湧き上がってきた。その体験は、私に限りなく純粋な愛と包容を感じさせ、これからの人生により積極的に向き合う力を与えてくれた。
私は作品を通して臨死体験者の心境や境地、いわゆるその世界観を表現したいと思った。臨死体験で悟った心の平安を作品に導き出すことで、臨死に対して不安を抱く鑑賞者を、「臨死」という神秘的な生命現象-あるいはひとつの「風景」へと誘いたいと考えた。
作品制作は、単に記憶を再現する過程にとどまらず、それらを具現化する試みを通じて、内面世界や体験そのものへの理解を深める契機ともなった。作品を通じて臨死の体験を一つの「風景」として捉えるなら、死への不安を抱える人々も、その一端を垣間見ることで心の平安を得られ

女子美術大学大学院 洋画二人展   IFAN 余璐妍 「  」が残すもの