移転開館5周年記念 花と暮らす展
会期: 2025-03-14 - 2025-06-22
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
クラフト
展覧会タグ:
開催内容
日本では春夏秋冬の四季の中で、季節ごとの花や色彩を生活に取り入れ、日々の暮らしを楽しんできました。多くの作家が身近な自然にテーマを求め、それぞれの技法で作品に表現しています。
一方で、花器などの花のためのうつわも数多く制作され、花は日々の暮らしに取り入れられてきました。
本展は花をテーマに、工芸・デザイン作品に表現された花と花を活けるためのうつわを、国立工芸館の所蔵作品を中心にご紹介する展覧会です。さらに、国立西洋美術館からの特別出品として、モーリス・ドニの《花束を飾った食卓(マルト・ドニと二人の娘ベルナデット,アンヌ=マリー)》(1904年)と《ハリエニシダ》(1911年頃)の2点をご紹介します。本展でご紹介する花々は展覧会の会期中に実際に咲いているものを中心に構成しています。身近な自然と工芸・デザインの関係に改めてご注目いただき、花とともにある暮らしをお楽しみください。
*会期中一部展示替いたします。 [前期:3月14日(金)~5月6日(火)/後期:5月8日(木)~6月22日(日)]
展示構成
1 花を象る
春から夏にかけて、実際に咲いている花をモチーフにした作品をご紹介します。作家それぞれの技法をもとに、花の姿をどのように作品としたのか、野の花を見るようにご鑑賞ください。
2 花を想う
実際の花のイメージや作家の心象から、具象的な花の形をとらずに作品が制作されることがあります。現実の花ではなくとも花の姿を思い起こさせる作品をご紹介します。
3 花と暮らす
日常で使われる器や、花を活けるための花瓶や花器など、花を暮らしに取り入れた作品をご紹介します。もし家にこの作品があったら?と想像しながら作品をお楽しみください。国立西洋美術館からの特別出品作品もここで展示します。