博多のみほとけ

開催概要

会期
2024年10月26日 〜 2024年12月08日
会場
福岡市美術館 (福岡県福岡市中央区大濠公園1-6)
ジャンル
アート
タグ
仏像、日本画、平面

開催内容

 博多湾の沿岸部には、外国との交流を通して育まれた豊かな歴史を反映して、多くの神社仏閣があり、そこには、仏像、絵画、工芸などが大切に伝えられています。
 本展では、コの字の形をした展示室を博多湾に見立てて、それぞれの地域に伝わる仏教美術をご紹介します。
 八幡信仰の中心である筥崎がある東部地域、歴史ある禅宗寺院が建ち並ぶ中部地域、日本に禅宗をもたらした栄西禅師とも縁深い西部地域など、各地域が持つ豊かな歴史に触れる機会となります。
また、博多に関わる名僧として忘れることができないのが、日本最初の禅宗寺院、聖福寺の住持をつとめた僊厓義梵※(1750~1837)です。僊厓禅師は、親しみやすい禅画によって人びとから慕われたことは良く知られていますが、博多の名所旧跡を訪れて多くの風景画も描いています。僊厓禅師の目を通した博多をご覧いただくことで、古来、積み重ねられてきた場所の記憶を感じることができるでしょう。
 本展を通して、博多の歴史を紡いできた人びとの営みに想いを馳せていただく機会となりましたら幸いです。

※「仙厓」と表記されることが多いですが、本展では正式な僧名である「僊厓」の表記を用います。

博多のみほとけ