「重重」-中国に残された朝鮮人元日本軍「慰安婦」の女性たち
開催概要
- 会期
- 2012年06月26日 〜 2012年07月09日
- 会場
- 新宿ニコンサロン (東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階)
- 参加クリエイター
- 安世鴻(Ahn Sehong)
- ジャンル
- 写真
開催内容
※ニコンより突然の中止通告を受けていましたが、仮処分命令が発令され、予定通り開催するよう結審がでましたので、掲載情報の通り、6月26日より写真展を開くことになりました。是非足をお運びください。
第二次世界大戦が終わり70余年がたったが、アジア太平洋沿岸の日本軍「慰安婦」被害者のハルモニ(以下「ハルモニ」とする)は今も尚、胸の奥に戦争の苦しみと恨(ハン)を抱いたまま生きている。特に1945年、戦争は終焉を迎えるが、朝鮮人として故国に帰ることができず、中国の痩せ地に取り残されたハルモニたちが、心にこびりついた恨(ハン)を抱えまま生きている。写真家・安世鴻は彼女たちの実状をおさめた写真を日本で初めて公開し展示する。
安世鴻はこの作業のために5年余年をかけて中国全域約33000kmを7回に渡ってカメラひとつを手に、12名のハルモニたちを捜し歩いた。既に80歳を越えたおばあさんになった朝鮮人の日本軍「慰安婦」被害者のハルモニたちは、彼女たちのことを忘れずに訪ねて来た写真家・安世鴻にその恨(ハン)のこびりついた思いを溢した。そんなハルモニたちの姿を誠実にありのままカメラにおさめ、彼女たちが伝えたかった苦痛を写真の中に幾重にも重ねて表現した。