籔内佐斗司 ‐やまとぢから‐
会期: 2024-07-05 - 2024-07-15
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
金属
立体
彫刻
開催内容
『せんとくん』を生み出したことで知られる、日本を代表する彫刻家・籔内佐斗司。
彼は日本古来の自然観などをもとに、目に見えない不思議なエネルギーを「童子」というキャラクターに表します。そのかわいらしい生き生きとした表情や、ユーモアたっぷりの動きは、観る人の心を和ませ思わず笑顔にさせるでしょう。
東京藝術大学副学長を経て、現在は奈良県立美術館の館長を務める籔内は、仏像の修復や復元に長年関わり、高い技術と知見で美術界に深く貢献してきました。その経験をもとに作られる木彫作品には、寄木造という伝統的な技法や、漆や日本画の顔料が用いられています。また木彫作品から型取りされたブロンズ作品にも、そのエッセンスを存分に感じ取ることができます。
本展では、脈々と引き継がれる叡智と活力から来る日本人の底力『やまとぢから』をテーマに掲げ、太鼓をたたくエネルギッシュな姿が印象的な、太陽をモチーフとした新作ブロンズを発表。そのほかにも近年制作された木彫や人気シリーズのブロンズ、約50点を展示販売いたします。会場一面にお出迎えする愛らしい童子たちに会って、心を朗らかな気持ちで満たしませんか。