バッタもんのバッタもん
開催概要
- 会期
- 2012年04月10日 〜 2012年04月22日
- 会場
- ギャラリーアーティスロング (京都府京都市中京区三条通堀川西入ル一筋目角)
- 参加クリエイター
- 鷲見麿 / 岡本光博
- ジャンル
- アート
- タグ
- レセプションパーティー、立体、アートパフォーマンス
開催内容
[コンセプト]
ブランドバッグを解体して作成した作品「バッタもん」は、2010年の神戸ファッション美術館の企画展において、
ルイ・ヴィトン社のクレームにより、会期中に撤去されました。
全国に貼り出されていたポスターも剥がされ、カタログも販売中止になりました。
「バッタもん」のイメージを完全に社会から抹殺したいという意図に、神戸市が全面的に従ったからです。
また、同社から私個人宛のメールにおいては、「バッタもん」を作成・発表する行為は公序良俗に反すると批判されました。
購入した商品を使って表現することは、そこまで社会悪なのでしょうか?
我々の身の回りは、様々な著作物や何物かが登録した権利物で溢れ(肖像権、知的財産権・・・)、
権利意識の過剰な高まりは、文化面へのマイナスに止まらず、社会にひずみを生じさせているように感じます。
そのひずみを指摘し、気付かせてくれるのもまたアートの役割でもあります。
そこで「バッタもんのバッタもん」では
参加者の誰もが’自由に’好きな材料や生地(どれほど過剰な権利意識のある意匠やロゴであろうとも・・・)を堂々と使い、
公開されたバッタもんの型紙から、一匹でも多くの「バッタもん」の仲間を生み出していきたいと考えました。
バッタの大集合は蝗害という災害でもあるのですが、
展覧会は「ユーモアと自由」へと飛翔する為の力強いメッセージでもあるのです。
岡本光博(美術家・企画)
展覧会は「バッタもん」の型紙から生まれた「バッタもん」の仲間達とミニチュアのバッタもん800匹を使った鷲見麿氏の最新作絵画1点を中心に構成しました。
[参加条件]
1. 「型紙」を使うこと。
制作条件は「型紙」を使うこと以外、特に何もありません(注)。
縫製である必要もありません。
たとえば、コラージュのように構成(bbp friend 6)、陶製(bbp friend 105,111,112)、
中には、パン(bbp friend132)もあります・・・。
注・・・だいたいのカタチとだいたいの大きさと解釈してください。
ちなみに小さいバッタもんの仲間はたくさんいますがOKです。
2. 4月8日18:00に画廊へ直接搬入出できること。もしくは、搬入出を配送(4月7日必着)にすることもできます。その場合の費用は各自負担になります。
*出品費用はかかりません。
*ウェブ上では、原則、すべて公開とします。
しかし、画廊などでの展示の場合は、その場所の責任者の判断で、
ブラックボックス化(以下に詳細あり)する場合があります。ご了承ください。
[ブラックボックス]
「バッタもんのバッタもん」展は
1.基本的に、誰でも参加できるアンデパンダン形式の公募展です。
2.「表現の自由」が大きなテーマの展覧会です。
しかし、
a.主宰(企画者、画廊)が展示出来ないと判断した作品。
b.企業や権利者からのクレームがあり、主宰が判断出来ない作品。
を会場で「見せる」ことはしません。
しかし、1と2の理由から、「排除する」こともまた避けなければならないと考えます。
そこで、
制作者には申し訳ないのですが、
それらの作品を「排除せずに、見せない」展示方法として、箱に入れます。
箱はブラックボックスという名称どおり、黒い箱を予定していますが、
モザイクボックス(モザイクがかかったように見える)もあります。
箱には、バッタもんの仲間の番号が小さく記されています。
鑑賞者は、当プロジェクトホームページを通して、そのような判断を下された作品を知ることが出来ます。
岡本光博