Ryoichi Nakamura a study of identity
開催概要
開催内容
この度、KOKI ARTSでは中村亮一個展「a study of identity」を開催いたします。当ギャラリーでの4回目の個展となる本展では、2015年より取り組んでいる「a study of identity」シリーズを、抽象絵画として新たに展開させた作品を5点展示いたします。
これまでの中村の「a study of identity」シリーズは、第二次世界大戦中の日系アメリカ人の肖像であり、日米両国の間で揺れる複雑なアイデンティティーに着目し制作された作品でした。今回の「a study of identity」は、表面的に取り繕われた「美しい社会」と、その裏に隠された「さまざまなマイノリティーの存在」をコンセプトとして制作されたものになります。現代日本社会が掲げる多様性に対する、中村の眼差しを写し出しています。
中村亮一(1982年生まれ)は、2003年に単身ベルリンへ渡り(東京造形大学を自主退学)、2004-2008年までベルリンで作家活動を行う。2006年ベルリン・ヴァイセンゼー芸術大学にて、カタリーナ・グロッセ教授の授業に聴講生として参加。帰国後は東京を拠点に活動を続けており、2015年8月-2016年8月はポーラ美術振興財団在外研修員としてアメリカに滞在。近年の主な展示では、西北日系博物館 (シアトル、2022-2023年)、Peter Augustus (ダラス、2021年)、KOKI ARTS (東京、2020年)、EUREKA (福岡、2019年)、ギャラリー椿GT2 (東京、2018年)、SPRING/BREAK Art Show (ニューヨーク、2018年)での個展、EUREKA (福岡、2023年)、KOKI ARTS (東京、2019年)、東京都美術館 (東京、2019年)、フォーダム大学 (ニューヨーク、2019年)でのグループ展など。「a study of identity」はビル&メリンダ・ゲイツ財団のコレクションに収蔵。