千海博美 個展 Decoration Fever
開催概要
- 会期
- 2012年04月03日 〜 2012年04月15日
- 会場
- Thorntree gallery (東京都中央区日本橋小伝馬町17-17峰沢ビル1F)
- 参加クリエイター
- 千海博美
- ジャンル
- アート
- タグ
- 版画
開催内容
この度ソーンツリーギャラリーでは、4月3日~15日まで、イラストレーター千海博美の初個展『Decoration Fever』を開催します。
幼いころから絵に親しんでいた千海博美は、自然にデザインを学ぶ道を歩み、桑沢デザイン研究所でデザイン科・広告デザインを専攻します。その後、学生時代に授業で行った版画という技法に新たな表現を求め、東京版画研究所へ入学。木を彫るという作業に魅かれていきました。
千海の作品は木版画を模索する中で生まれたものではありますが、純粋な木版画とは少し違います。通常、木版画は彫刻をした版木をつくり、その絵柄を紙に写しとり作品とするのに対し、千海は版木に着彩と彫刻を施し、その版木そのものを作品としているのです。
まず描かれるのは、少女や動物、自然などのシルエットです。そして、それらの内側や外側に彫刻によって装飾を施していきます。シルエット内の装飾は、身体という殻に渦巻く人の気持ち、こころの面白さや複雑さを表現しながら、画題の内に秘められたストーリーを彫り起こしているように思えます。また、シルエット外の装飾は、鮮やかな色彩とは裏腹に孤独や哀愁といった不安定な空気や、人やモノが醸し出す空気を捉えているかのようです。
タイトルの『Decoration Fever』には“装飾熱”という意味が込められています。
「今回の個展では私自身が絵を描き、彫る(装飾する)という行動に熱をあげていること、日々目にする様々なモチーフの装飾への関心を伝えたい」と本人も話すように、木肌から浮かび上がった精妙な装飾は、見る者をその熱世界へと引き込んでいくでしょう。
今後の活躍が期待されるイラストレーター、千海博美の初個展。
ぜひ、この機会にご高覧ください。