Atelier-Mura Gallery第6回特別記念企画 「彫彫発止」
開催概要
- 会期
- 2010年09月05日 〜 2010年12月18日
- 会場
- ATELIER-MURA GALLERY (北海道札幌市中央区南13条西11丁目2-12)
- 参加クリエイター
- 荒井涼子(あらいりょうこ) / 柿崎煕 / 川上りえ / 塩野太朗 / 清水優 / 手嶋大輔
- ジャンル
- アート
- タグ
- デッサン・ドローイング、レセプションパーティー、彫刻
開催内容
「丁々発止」(激論を戦わせるさま)という言葉を「彫彫発止」というタイトルに置き換え、道内外の6名の作家による展覧会です。
今回は、道内・道外から集まって、荒井涼子、柿崎煕、川上りえ、塩野太朗、清水優、手嶋大輔の6作家の共演が新しい世界を作り出します。
[荒井涼子]彼女の手はすごい数のドローイングを描き出す。それはすごい数の秘密を内包しているということ。そしてドローイングのあるものは彫刻に生まれ変わる。今回のテーマは「現代日本の過剰な衣食住」だ。少しずらした視点から衣食住を彫刻とドローイングで捉える。表面に見えるものを超える世界に鑑賞者をいざなう。
[柿崎煕]彼の作品は、四季を通じて美しい風景にいろどられ、ここにしかない時間の流れを感じ、繊細な表現を立ち上げている。まさに、自然観が大きく影響する小宇宙のようである。
[川上りえ]彼女の作品は、その空間表現にまず圧倒される。時と己を忘れさせるその表現力は作家自身のこだわりの結果である。生命力を表現した彼女の作品はエネルギーを感じさせる。空間の魔術師と言っても過言ではない。
[塩野太朗]彼は「もの」を作り出すための「型」を作る。工業製品のパーツを作る「型」のように、「ステーキ用の肉」「切り売りの大根」「小石」を作るための「型」を作る。誰がどこで作ったのか分からない「もの」に囲まれた現代人の生活。体験と知識と情報が結びつかなくなった現代人について問いかける。さて、あなたが欲しいものは何の「型」ですか?この作品を「コミカルな笑い」と見るか、「ニヒリスティックな笑い」と見るかは鑑賞者による。
[清水優]彼女は「人と人の結び付き」をテーマにしている。鉄粉を混ぜた石膏の直付(じかづけ)技法で制作する。そうすることでサビを発生させる。創り出された「家」や「樹木」は時間とともに生き物のように変化する。個人の権利ばかりが声高に主張される現代社会の中で、家族や近隣との繋がり、地域社会での結び付きの重要性を考えさせる。
[手嶋大輔]彼は高度の木彫技術を持ちながらそれを強くは主張してこない。仏像ではなく、ましてや人形ではなく、まさしく現代の彫刻を作る。「あらゆるものを含んでいながら」「何でもない表情」をしているその像は、誰に対しても優しく問いかけ、誰に対しても強く答えてくれる。
新しい感性の作家にはいつも惹かれます。
自分たちの世界観を持った作家たちの作品に夢が膨らみます。
是非ご高覧いただきたく、ご来館をお待ち申し上げております。