及川恵子 個展 「十力」
開催概要
- 会期
- 2012年01月21日 〜 2012年02月10日
- 会場
- Ohshima Fine Art (東京都文京区本駒込4-33-10 1階)
- 参加クリエイター
- 及川恵子
- ジャンル
- アート
- タグ
- デッサン・ドローイング、レセプションパーティー、平面
開催内容
今回の展覧会タイトル「十力」を聞いたことがあるだろうか。
如来に備わる十の力、あるいは如来のことだと言われている。作家はこのことについて、如来に成りうる可能性のある全ての存在、とその輝きとして解釈しているそうだ。
その十にちなんだ10枚のドローイング作品も展示する。
前回の個展では、もののフォルムや表面的なマチエール等の絵画としても面白さに制作意欲を燃やした及川が、今回の個展では、その先の「本当の真実」を掴むべく邁進している作家の実直な創作に対面できるだろう。
作品の鹿の角はやがて生まれ変わる再生の証しでもある。また、神々しい鹿の佇まいから、背景の金色の“丸”は、「光背」であると容易に連想されるだろう。
しかし、及川恵子の作品に登場するもの等々を、それぞれシンボライズし言葉に変換していては間違った偏見を持つ危険性を孕んでいる。
この“脳化する現代社会”といわれる時代にあって、鑑賞者も、第六巻で受け止めて 何かを感じて欲しいということだ。
日本人は動物の中に人間を超越した力を見出し、万物に「神」の存在を‘感じて’日々を暮らしてきたはずで、そしてこれからも生きていくのだから。