企画展「unico file vol.4 わたしがつくる 森陽香美術館」
開催概要
開催内容
社会福祉法人安積愛育園で取り組む創作活動プロジェクト「ウーニコ」。たくさんの表現者がいるウーニコの中で、近年とりわけ輝きを放っているのが、今回ご紹介する森陽香(もりはるか)さんです。
森さんは脳性麻痺のため手足にこわばりがあり、移動や外出の際には車椅子を使用します。絵を描くのは主に右足です。森さんは、作家として活動を続けていくこと、そして沢山の人に作品を知ってもらえることを願っています。そのようにして活動を続けていった先に、どんな景色が見えたらいいかと考えた時、その一つに森さん個人の名前を冠した美術館が思い浮かびました。それが「森陽香美術館」です。
今回のタイトルは「わたしがつくる 森陽香美術館」です。「わたしがつくる」と聞いて、「わたし」にはだれが思い浮かぶでしょう?
「森陽香美術館なんだから、森さん本人でしょう」
「美術館だから、専門のスタッフかな」
「建物だったら、建築の人だよね」
「そもそも森陽香美術館に行ってみたいと思う人がいないとできないよね」
いろいろな見方があるかと思いますが、これらはどれも正解です。
森陽香という「わたし」と、それを取り巻くたくさんの「わたし」が関わり合い、思いを重ねていくことで、この美術館は実現します。あなたもぜひその一人になって、この景色を実現しませんか。
本展が、この世界にただ一人の「わたし」に届き、たくさんの「わたし」へと想像が広がることを願います。
[本展の見どころ]
福島県出身・在住の作家・森 陽香の、美術館での初個展!
過去にイタリアやパリでも作品が展示・紹介された経験がある福島県鏡石町出身・在住の森陽香さんの初個展です。森さんは、社会福祉法人安積愛育園で取り組む創作活動プロジェクト「ウーニコ」のメンバーでもあり、週に 4 日福島県郡山市にある福祉事業所・地域生活サポートセンター「パッソ」で制作を行っています。
今回の展覧会では、森さんの初期作品から最新作まで幅広い作品をご紹介いたします。
画面からはみ出す大胆なタッチで描かれる作品!
森さんは、脳性麻痺による手足のこわばりがあり、車いすに乗りながら足の指に筆を挟んで絵を描きます。習作を何枚も描いてから仕上げられていく動物などのモチーフの多くは、輪郭線がない形で表現されます。画面からはみ出すほど勢いがある作品たちは見応えが抜群です。モチーフも動物や魚、神獣、民芸品、抽象画など多岐にわたり、森さんのそのときどきの意思でテーマが設定されます。
作者にも会える!関連イベント
展覧会会期初日の2月4日、3月4日、4月1日の3日間は、作者である森さんによるギャラリートークが開催されます。
作品を描いているときの思いやエピソードなどを伺います。また、会期初日にはライブペインティングを行い、その後その作品に来場者が筆を重ねることができる「陽香さんとライブドローイング」というイベントも開催。
その他、本展にあわせて制作した森陽香オリジナルグッズをはじまりの美術館ショップで販売予定です。